特定非営利活動法人さぼてんの花が新年度計画を発表
愛知県一宮市の特定非営利活動法人「さぼてんの花」は、重症心身障がい児・者とその家族に向けた支援活動の新年度計画を発表しました。令和7年度の総会は、2023年10月18日に行われ、昨年度の事業実績の報告と今後の計画が承認されました。
安心な地域生活を実現するために
「さぼてんの花」の設立目的は、重症心身障がい児・者が地域で安心して過ごせる環境を整えることです。この目的に基づき、療育や日常生活の支援を通じて、地域福祉の向上を目指しています。
令和6年度の活動振り返り
総会で報告された令和6年度の事業実績では、二つの主要な支援活動が有効に機能していたことが示されました。まず、
障害児通所支援事業では、放課後や長期休暇中に重症心身障がい児に向けた療育や動作訓練を実施し、延べ1,425名のお子様に利用されました。また、
生活介護事業では、入浴、排せつ、食事などの生活支援と創作活動を提供し、延べ1,110名の利用がありました。
昨年度の成果
これらの活動により、令和6年度の決算は黒字となり、安定した運営基盤を維持することができました。具体的には、2,004,769円の当期正味財産増減額が報告され、新年度に向けての投資が可能になりました。
令和7年度の新たな目標
新年度は引き続き、重症心身障がい児・者のための二つの事業を柱に据えることが決定されています。具体的な計画としては、さらに多くの支援が可能となるよう、収益と費用の見込が立てられています。障害児通所支援事業では29,232,000円の収益を見込んでおり、生活介護では29,656,000円を計画しています。
新年度の経常収益は58,928,000円、経常費用は55,860,000円を見込んでおり、3,068,000円の黒字を計画しています。この計画により、さらなる支援の質向上と持続可能な活動が可能となることが期待されます。
地域に根ざした活動へのコミットメント
「さぼてんの花」は、これからも重症心身障がい児・者とその家族に寄り添い、地域になくてはならない存在として活動を続けることを誓いました。新年度の活動を通じて、地域社会の皆様と共に、より良い未来を築いていくことを目指しています。
詳しい情報やお問い合わせは、特定非営利活動法人さぼてんの花へご連絡ください。メール:
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