福山オリエンタルホテルの「モンローズ」が国際的な評価を受ける
広島県福山市に位置する福山オリエンタルホテルの朝食レストラン「café rest montrose(モンローズ)」が、FOOD MADE GOOD Japan Awards 2024において大賞ファイナリストに選ばれたことを、地域住民や観光客に誇りに思わせています。このアワードは、飲食店におけるサステナビリティの取り組みを評価するもので、モンローズは昨年に引き続きサステナビリティレーティングで2つ星を獲得しました。これは中国地方のレストランとしては唯一の快挙であり、持続可能な食の未来に向けた取り組みが認められました。
モンローズでは、地元福山市内の農業者や畜産農家から直接仕入れる新鮮な食材を使用しています。このアプローチにより、輸送コストや環境への影響を削減することが可能です。さらに、規格外品を積極的に購入することで、フードロスの削減にも貢献しています。地下では、健康に配慮した手作りの料理を提供し、調理済み食品や添加物は極力使用しないよう努めています。
フードロスと環境に配慮した取り組み
モンローズは、料理にアプローチする際の工夫として、無駄のない食材の活用を行っています。生み出された野菜の皮やヘタはリメイクし、新たなメニューに生まれ変わらせたり、使用できない部分はコンポストとして土に戻すことで、焼却によるCO2排出の削減も実現しています。
また、献立の中で野菜を中心に据えることで、カーボンフットプリントの低減に寄与し、環境問題への取り組みも行っています。このような地球環境への配慮は、多くの顧客に受け入れられ、食材の選び方や調理方法において新たな基準を設けることに成功しています。
地域とのつながりを大切に
モンローズのチーフ、堀礼佳氏は「サステナブルな取り組みに対する評価は非常に嬉しいものであり、協力してくださる生産者や顧客、地域の方々のおかげです」とコメントしています。今後も地域社会と共に活動を広げていき、さらなるサステイナブルなレストランとしての価値を高めていく意志を示しています。
FOOD MADE GOOD Japan Awardsについて
FOOD MADE GOOD Japan Awardsは、持続可能な飲食業界を目指すアワードであり、サステイナブル・レストラン協会(SRAジャパン)が主催しています。このアワードは、飲食店の創意工夫と努力を評価し、持続可能なリーダーシップを築くことを目的としており、選ばれた店舗がその後のインスピレーションとなることを期待しています。
café rest montroseの特徴
モンローズでは、地元の食材をふんだんに使った手作りの朝食バイキングを提供しています。「身土不二」をテーマに、地域の旬を活かした健康的な料理を心がけているのが特徴です。
営業時間も朝6:30~9:30までと便利で、宿泊者はもちろん、近隣の方々にも気軽に利用されています。モンローズの取り組みは、地域との絆を育みながら、持続可能な未来に向けてさらに進化を続けていくでしょう。
お問い合わせ
福山オリエンタルホテルの住所は広島県福山市城見町1-1-6で、電話番号は084-927-0888です。ぜひ、一度その取り組みを直に感じてみてはいかがでしょうか。