リーテックス株式会社、C種優先株式による資本調達完了
東京・新宿区に本社を構えるリーテックス株式会社は、フィンテック技術とブロックチェーンを基盤に、電子署名や電子契約などの革新サービスを提供しています。代表取締役社長の小倉隆志氏が率いる同社は、このたびC種優先株式を新規発行し、合計1300株を1株あたり65万円の価格で提供。これにより、総額8億4500万円の資本調達を9月30日に成功裏に完了したことを発表しました。
この資本調達を通じて、リーテックスの資本金は7億9890万円、資本準備金も同様に7億9890万円に増加しました。さらに、マーケットキャップは新株予約権を含めると34億3千万円となり、株式による資本調達の累計額は15億9780万円に達しています。
リーテックスの新たな取り組み
今回の資本調達によって、リーテックスは一層の技術開発を行い、特に「ONEデジ®」による電子署名システムの完成を目指しています。加えて、映像ファイルに対するデジタル証明の開発も進めており、これにより新たなサービスの提供を予定しています。
ONEデジとは
「ONEデジ」は、あらゆる種類のファイルに対する証明を生成するAI技術を導入した新しいシステムです。この技術は、ファイル内ではなくブロックチェーン上に電子証明書を記録することで、信頼性を高めています。この取り組みによって、ファイルの発信元を第三者が確認できることを目指し、フェイクへの対抗技術としても注目されています。
国のバックアップ
リーテックスの技術は高く評価されており、日本政府の6省庁は今年2月29日に、このワンタイムデジタル署名を公的セクターの電子署名技術として使用できることを認めました。これからのITインフラの核心的技術となることが期待されています。
リーテックス株式会社の概要
リーテックス株式会社は、LegalTechとFinTechを融合させた多面的な技術を持つベンチャー企業です。設立は2019年1月16日で、資本金は7億6640万円。所在地は東京都新宿区愛住町22番地第3山田ビルの8階です。
同社は、法制度のIT化に遅れがちな日本社会において、Legal Techによる革新的なソリューションを提供することを目標としています。今後の活動も多くの人々から注目を集めることでしょう。
お問い合わせ先
本件に関する問い合わせは、リーテックス株式会社の経営企画部広報Gまでご連絡ください。
メールアドレス:
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リーテックスは今後も様々な取り組みを行い、さらなる成長と社会への貢献を目指していきます。