Vitaarsの国際調査
2024-09-09 16:27:12

JICAとVitaarsが集中治療能力を強化するための国際調査を実施

JICAとVitaarsの協力による集中治療能力強化プロジェクト



株式会社Vitaarsは、国際協力機構(JICA)から受託して、全世界を対象とした現況調査を行うことが決定しました。この調査は、2021年から2023年にかけて実施されていた「新型コロナウイルス感染症流行下における遠隔技術を活用した集中治療能力強化プロジェクト」の事業完了後の成果を確認することを目的としています。主要な調査は、インドネシア、トンガ、パラオ、ケニア、セネガル、ボリビア、グアテマラ、モザンビークの合計8か国で行われます。

調査の目的と概要


本調査は、現地での集中治療技術の適用状況、医療従事者の研修成果、そして今後のニーズ等を認識するためのものです。具体的には、遠隔ICU事業の研修を受けた医療従事者がその知識をどのように活用し、院内でどのように共有しているのかを調べ、今後の支援が求められるトピックやニーズの現地調査を行います。この調査結果は、JICAが策定する今後の診断・治療能力の強化計画に貴重なデータを提供することが期待されています。

調査対象国と方法


調査対象国は、インドネシア、トンガ、パラオ、ケニア、セネガル、ボリビア、グアテマラ、モザンビークの8ヵ国です。このうち、インドネシア、パラオ、ケニア、セネガルの4ヵ国については現地での調査が予定されており、残りの4ヵ国はオンライン調査を通じて情報収集を行うことになります。調査は令和6年8月1日から令和7年2月28日までの期間にわたって実施されます。

Vitaarsの役割


Vitaarsは、集中治療技術やICU管理に関連する業務を担当します。具体的には、遠隔ICU事業での研修成果を調査分析し、得られた知識の実際の医療現場での活用状況を確認します。また、事業終了後の自主的な活動に関する情報の収集や、各国の技術レベルに応じた今後の協力に向けたニーズの確認を行う予定です。

調査の意義


この調査を通じて明らかにされるデータは、途上国の医療現場における効果的な遠隔医療の普及を促し、今後の医療支援の在り方に重要な影響を与えることが期待されています。特に、中核病院での診断・治療能力の向上を目指すJICAの事業計画に、実践的なインサイトを提供することで、より多くの患者が適切な医療を受けられるようになることが望まれます。

Vitaarsについて


Vitaarsは、2016年に創業された企業で、遠隔ICUに基づいた医療サポートサービスを中心に、多岐にわたる事業を展開しています。2023年3月には社名をVitaarsに変更し、医療機関向けに専門的なサポートを提供する唯一の事業者として活動を続けています。代表取締役社長の中西智之氏は、医師であり医学博士としての豊富な経験を携え、最高の医療を提供するためのミッションに注力しています。

現在、Vitaarsは世界中の医療従事者とともに、感染症への対応能力を含む医療技術の革新を追求しており、今後も国際的な協力を通じて、医療の向上に貢献していく所存です。


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会社情報

会社名
株式会社Vitaars
住所
兵庫県神戸市中央区八幡通3-2-5IN東洋ビル605
電話番号
050-5213-8950

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