ダイナミックマッププラットフォームAxyz、初出展の意義
2025年10月、北海道の札幌市で開催される「北海道 建設開発総合展2025」に、ダイナミックマッププラットフォーム株式会社のグループ会社であるAxyzが初めて出展します。これは、建設業界における新たなビジネス機会や技術交流を促進する場であり、同展の目的は「持続可能な社会資本整備」や「安全・安心な地域経済の構築」とされています。
出展の背景と目的
Axyzは、業界が高まる生産性向上に寄与するために、3次元データを駆使した除雪支援システム「SRSS」を展開しています。このシステムは、除雪作業に必要な情報を一元化し、作業の効率を大幅に改善します。北海道の厳しい冬の環境において、より多くの地域で「SRSS」を利用してもらうことを目指しています。
除雪支援システム「SRSS」について
「SRSS」は、道路の形状や構造物の位置、さらには投雪禁止の場所や注意が必要な箇所などの情報を専用地図に集約。タブレット端末を通じてそのデータをリアルタイムで可視化し、除雪作業者にとって必要な情報を提供します。これにより、作業の効率化が進むだけでなく、事故リスクも大幅に低減することができるのです。
これまでも北海道の一部地域で利用されている「SRSS」ですが、今回の展示会に参加することで、更に多くの人々にシステムの利点を理解してもらうことが期待されています。出展を通じて、新たなビジネスチャンスを見出し、更に多くの地域での導入を促進する考えです。
展示会の詳細
「北海道 建設開発総合展2025」は、2025年10月8日と9日の二日間、アクセスサッポロにて開催されます。ブース番号は202で、ダイナミックマップAxyzのブースでは除雪支援システム「SRSS」のデモンストレーションや詳細説明が行われる予定です。入場は無料ですが、事前にオンラインでの登録が必要です。
除雪現場での実力
展示される「SRSS」システムは、実際の除雪現場においてどのように機能するかを⽰すものです。これまでに北海道内での実績も積んでおり、その活用の幅は広がりつつあります。具体的には、事前に道路の状態を正確に把握することで、無駄のない作業を実現し、除雪車両の運用がより安全に行えるようになります。
ダイナミックマッププラットフォームの展望
このような革新的な技術の普及は、単に除雪作業の向上だけでなく、地域全体の安全性と効率性の向上にも寄与します。ダイナミックマッププラットフォームは、今後も様々な産業において、高精度な3次元データを基にしたサービスの提供を拡大していく考えです。
日本政府のバックアップを受け、国内外で事業を展開するAxyzが、どのように地域社会に貢献し、新たな価値を創出していくのか、期待が高まります。各社がブースでの交流を通じて、新たなパートナーシップやビジネスの機会を見出すことができる場ともなりそうです。皆さんも是非、この注目のイベントに足を運んでください。