株式会社キャンパスクリエイトは、第7年度の中小企業庁「イノベーション・プロデューサー」に採択されました。これにより、中小企業が持つ専門的な技術やノウハウを活かし、市場のニーズに合った製品の開発に向けた支援が強化されることとなります。近年、企業がイノベーションを実現するためには、自社の強みをしっかり言語化し、市場動向に合わせた事業戦略を構築することが求められています。そのためには情報の整理や分析能力、そして他社との違いを生かした戦略が必要です。
本事業では、イノベーション創出のために必要な人材「イノベーション・プロデューサー」を育成し、中小企業の成長を支援します。特に大津留榮佐久は、半導体および産業機器分野で豊富な事業開発の経験があり、次世代エネルギーやモビリティ、バイオなどの先端情報を持つプロコミュニティのネットワークを活かし、中小企業の持続的な成長を実現します。また、研究大学や大学発のスタートアップとの連携を深め、新規事業開発における人材育成にも力を入れていく予定です。
さらに、これまでの支援体制であった「イノベP(イノベーション・プロデューサー)」、「イノベーション・コーディネーター」(IC)、各業界の専門知識を持つプロコミュニティ(PC)の三位一体チームを基盤に、中小企業の課題に応じた柔軟な支援策を展開します。各企業に必要な情報や資源を整理し、連携を強化することで、さらなるアウトカムフェーズの支援を目指します。
また、令和5・6年度における実証事業を通じ、得られた成果に基づいた取り組みを加速させていくとともに、企業の成長を支えるためのリソースをより築いていく考えです。イノベーション・プロデューサーの大津留は、外資系の半導体企業で得た知識と経験を活用し、企業の成長に貢献する専門家です。さらに、大学との連携を強化し、研究とビジネスの架け橋としての役割も担っています。
このような活動を通じて、中小企業のイノベーションを加速させることは、日本経済の活性化に直結する重要な取り組みです。私たちは、各企業が持つ独自の強みを引き出し、市場での競争力を高めるための支援を行っていきます。今後の取り組みをぜひ注目していただきたいと思います。