2023年度関西版売主別中古マンション値上がり率ランキング発表

2023年度関西版売主別中古マンション値上がり率ランキング

セカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」が発表した2023年度の関西版売主別中古マンションの値上がり率ランキングが注目を集めています。この調査は、購入や売却を検討する31万人以上の会員をもつ「住まいサーフィン」が、不動産ビッグデータを用いて行ったものです。

売主別ランキング結果

このランキングは、2008年から2022年に竣工した関西圏のマンション、新築分譲時の価格と2023年の中古マンションとしての売出価格を比較して算出されています。その結果、関西圏において、毎年値上がり率が高い3つのデベロッパーが確認されました。

- 1位: 阪急阪神不動産

阪急沿線地域や供給が難しい京都市内で人気の高いマンションを展開しています。特に「ジオ」ブランドは、永住を目指した高品質な物件を提供し、昨年も7年連続で中古マンションの値上がり率1位を獲得しました。また、関東圏においても高い評価を得ています。

- 2位: 大和ハウス工業

「プレミスト」ブランドで知られる大和ハウス工業は、全国版でも商品供給を実施。関西地方を拠点に広範囲に展開し、総合デベロッパーとしての強みを生かしています。今回の調査結果では値上がり率2位にランクインしました。

- 3位: 野村不動産

大手デベロッパーとして広いエリアに多岐にわたる物件を供給している野村不動産。そのブランド「プラウド」は、リセール時にも信頼されており、入居後も高い満足度を誇っています。

トレンドの背景

これらのランキングから明らかなのは、都市中心部の中古マンションの値上がりが顕著であるという点です。特に大阪市内や京都市内においてはその傾向が強く認められています。関西エリアにおいて都市に集中したニーズが、今後も需給バランスを保つための一因となるでしょう。

「住まいサーフィン」では、マンションの査定価格や相場情報を会員に提供することで、リアルタイムでの情報の視覚化が実現されています。調査におけるデータの正確性も高く、過去300万件以上の中古マンションに関する情報を保有しているため、信頼性があります。会員が情報を通じて賢い選択を行う手助けをしています。