万博のサポート体験
2025-06-30 10:38:32

大坂・関西万博、身体に不自由な方々の楽しみを支える取り組み

大阪・関西万博における新たな挑戦



2025年に開催される大阪・関西万博では、全ての人が楽しめることを目指した「LET'S EXPO」というユニバーサルツーリズムプロジェクトが進行中です。特に、身体に不自由を抱える方々に向けての移動支援サービス「会場内サポート」が大きな注目を集めています。このサービスは、万博開始から約2か月が経過した今、145名の来場者と398名のボランティアを対象に実施されたアンケート調査でもその効果が証明されました。

92.3%が「楽しかった」と回答



調査結果によると、会場内サポートを利用した来場者の92.3%が「楽しかった」と答えています。また、ボランティアスタッフの97.5%も「利用者は万博を楽しんでいた」と感じており、支援者と利用者との良好な関係が形成されていることが伺えます。この結果は、万博が身体に不自由を抱える方々にとっても楽しめる場所であることを示唆しています。

密接なつながりとコミュニケーション



「大屋根リング」や「フランス館」、「アメリカ館」が人気の訪問先となり、身体的不自由を抱える方々が快適に万博を楽しむための会場内サポートが重要であることが明らかとなりました。また、81.6%の利用者が「会場内サポートが来場するきっかけになった」と回答しており、このプロジェクトが身体に不自由を持つ方々の行動を後押ししていることも明らかです。

80%のユーザーが「今後、万博以外の機会でも利用したい」と表明し、さらに69%が「お金を払ってでも使いたい」との意見を述べていることから、会場内サポートの今後の展開が期待されています。このサービスは、未来の観光地や大規模イベントにおいても必要とされるものになる可能性があります。

改善点と展望



ボランティアスタッフの75.9%が「万博は身体的不自由な方にも優しい」と評価しましたが、今後の改善点として「混雑時の移動の安全性」や「会場内の案内サインの分かりやすさ」、「休憩スペースの不足」が挙げられています。これらの課題を解決することで、より多くの人が快適に参加できるようになり、探求の機会が増えることでしょう。

このように、LET’S EXPOプロジェクトは、身体に不自由がある方々にも万博を楽しんでもらうための重要な役割を果たしています。アンケートのデータを基に、今後もサービスを改善していくことで、より良い体験を提供していきます。大阪・関西万博が目指す「誰もが楽しめる万博」の実現に向け、真剣に取り組んでいくことが求められています。

LET’S EXPOの理念



LET’S EXPOは、万博に参加することが難しい方々の声を大切にし、彼らとその支援者との対話を重視しています。1,200万人にのぼる身体的不自由を抱える方々の中から、特に35万人に万博をリアルまたはバーチャルで楽しんでもらうことを目指しています。この取り組みは、単なるイベントの開催にとどまらず、多様性を尊重した社会の実現に向けた重要な一歩となるでしょう。

今後の大阪・関西万博が、会場内サポートとともに、多くの人々に喜びをもたらすことを期待しています。


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会社情報

会社名
一般社団法人関西イノベーションセンター
住所
大阪府大阪市中央区伏見町3-6-3三菱UFJ信託銀行 大阪ビル MUIC Kansai
電話番号

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