和歌山県の空き家活用で創出する新たな関係人口
一般社団法人Work Design Labが、和歌山県の令和6年度空き家を活用した複業・起業による関係人口創出事業を受託しました。この事業では、空き家を新たなビジネスの場として活用し、地域経済の活性化に寄与することを目的としています。首都圏に在住の複業や起業に興味を持つ人々に対し、具体的なアイデアやプロジェクトを提案し、実行のサポートを行います。
空き家の現状と必要性
令和5年の住宅・土地統計調査によると、和歌山県内には約10万5千戸の空き家が存在し、その中の5万9千戸が賃貸や売却の用途がない状態です。高齢化社会や人口減少によって、今後も空き家の数は増えると予想されています。本事業は、空き家の有効活用を促進し、地域に新しい価値を提供することが求められています。
セミナーで広がるビジネスの未来
東京都内では、首都圏に住む複業・起業志望者向けに、空き家を活用した新しいビジネスモデルについてのセミナーやワークショップを実施する予定です。参加者は単なるアイデアを出すだけではなく、実際に地域とつながりを持ち、持続可能な働き方を模索することが期待されます。セミナー終了後も、参加者とのネットワーキングを大事にし、フォローアップを行います。
セミナーの詳細
以下の通り、主要セミナーが予定されています。
テーマ: 空き家活用を通じたまちづくりと新しい働き方の可能性
日時: 2024年12月26日(木)18:30〜21:30
場所: The Place Shibuya(東京都渋谷区)
現地参加者は18:00から受け付け。オンラインの方は18:20から接続が可能です。ハイブリッド形式での開催ですが、交流タイムは現地参加者のみとなります。参加は無料ですが、定員が設定されていますので早めの申込が推奨されます。
セミナータイムスケジュール
1. オープニング(20分)
2. 第1部: 複業起業で空き家活用に関わる新しい働き方/Q&A(40分)
3. 第2部: 空き家活用でまちを元気にする/Q&A(45分)
4. 第3部: 和歌山県内の空き家活用の取り組み紹介(30分)
5. クロージング(15分)
6. 交流タイム(30分)
進行状況により、タイムスケジュールは変更される場合があります。
取り組みの公開と今後の展開
取り組みに関する情報は、Work Design Labの公式ウェブサイトに随時更新されます。地域活性化や空き家の有効活用に関心のある方は、ぜひご覧ください。
Work Design Labが目指す未来
一般社団法人Work Design Labは、「イキイキと働く大人で溢れる社会」を目指し、地域ビジネスの発展に力を注いでいます。2023年には、約230名の複業実践者が所属するコミュニティを運営し、新たな価値創造に挑戦しています。空き家の問題だけでなく、広く地域社会の活性化に貢献するため、今後も多様なプロジェクトを展開していきます。