鳥羽商船高専の快挙
2025-01-16 15:20:07

鳥羽商船高専の学生たちが全国コンテストで快挙!地元活性化を目指す

鳥羽商船高専の学生たちが全国コンテストで快挙!



三重県鳥羽市に位置する独立行政法人国立高等専門学校機構鳥羽商船高等専門学校が、令和6年12月17日(火)に行われた第12回高校生ビジネスプラン・グランプリにおいて、見事「ベスト100」に選出されました。このコンテストは、日本政策金融公庫が主催し、未来の創業者たちにビジネスの重要性を理解させることを目的としています。

鳥羽商船高専の挑戦



今回は過去最多となる5,151件の応募が寄せられ、その中から選ばれた「Comeナビ」というビジネスプランが脚光を浴びました。このプランは、大型客船が訪れる鳥羽市において、観光客向けに飲食店や観光スポットを紹介するためのアプリを開発するというものです。チームには、情報機械システム工学科の3年生である山下温斗さん、北仲悠人さん、塚本真己也さんが参加しており、インバウンド観光を支援することを狙っています。

アプリは多言語に対応し、使いやすさを重視しています。これにより、観光客は自身の好きな場所を簡単に見つけられるようになり、従来の観光案内を行う行政職員の負担を軽減できる可能性があります。このプランを実現することで、鳥羽市の観光産業の活性化に寄与できると考えられています。

表彰式の様子



表彰式では、日本政策金融公庫伊勢支店の加藤卓支店長から、学生たちに対して「伊勢志摩地域の活性化につなげてほしい」という期待の言葉が贈られ、賞状や記念メダルが手渡されました。山下さんは「選ばれたことに嬉しさを感じていますが、まだ課題も多いので、実用化を目指したい」と述べ、塚本さんは「このアプリを地元だけでなく全国に広げたい」と意気込みを見せました。

教育方針の強化



鳥羽商船高専では、未来のビジネスリーダーを育成するため、日常的にビジネスプランを考案し、実行し、コンテストに挑戦するプログラムを推進しています。今年6月には、日本政策金融公庫の徳山真樹さんを講師に招いた講義が行われ、学生たちはビジネスの構築に必要な知識を深めました。

徳山さんは、今回のプランが選ばれた理由として、アプリ完成形が明確であり、費用に関しても現実的な視点を持っていることが挙げられると述べました。地域の課題を解決する提案が評価されたことに、大いに喜びを感じています。

鳥羽商船高専とは



鳥羽商船高専は、1875年に設立され、日本にある商船系高等専門学校の中でも最も歴史がある学校です。航海学と情報機械システム工学の2つの学科から成り立ち、地域だけでなく世界にも貢献できる人材を育成しています。今後も学生たちがビジネスマインドを育て、地域の活性化に寄与する活動を kontinuierlich継続していく意向を示しています。

このように、鳥羽商船高専が育成した若い才能が地域の未来を切り拓くことを期待する声が高まっています。今後の活躍が楽しみです。


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会社情報

会社名
独立行政法人国立高等専門学校機構
住所
東京都八王子市東浅川町701-2
電話番号

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