大阪社会課題解決ファンド、教育塾に11社目の投資を実施
大阪信用金庫、社会課題解決ファンドが教育分野に投資
大阪信用金庫が、2022年に設立した「おおさか社会課題解決2号ファンド」から、11社目となる投資を発表しました。このファンドは、大阪が抱えるさまざまな社会的課題の解決を目指す企業を支援することを目的としています。今回の投資先である株式会社トリコロジックが運営する学習塾「ミライ式」は、小・中学生を対象に、思考力を育む教育に特化したプログラムを提供しています。
社会課題解決を目指すファンド
「おおさか社会課題解決2号ファンド」は、前身の「おおさか社会課題解決ファンド」の後継として位置付けられています。このファンドは、大阪府、大阪産業局、日本政策金融公庫との連携のもと、地域の社会問題を解決するための企業に対し、積極的に投資を行っています。大阪信用金庫の理事長である髙井嘉津義氏は、「大阪の持続可能な成長には、社会課題を解決する企業の支援が欠かせない」とコメントしています。
トリコロジックの挑戦
投資先の株式会社トリコロジックは、2019年に設立され、子どもたちの個性や可能性を引き出すことを目的とした「ミライ式」の運営に取り組んでいます。この学習塾では、文章問題の読解力や自分の意見をまとめる力を養うための教育プログラムが提供され、生徒と保護者から高い評価を受けています。
子どもの未来を拓く教育
「ミライ式」では、独自の科目横断型の教材を使用し、楽しく先取り学習を行っています。このアプローチにより、生徒たちは主体的に考え、行動する能力を育成しています。特に、AIが発展する現代においては、自分自身で考え、判断する力が一層重要となってきます。トリコロジックは、教育を通じて子どもたちの個性と可能性を引き出し、より多様な社会の実現を目指しています。
今後も、大阪で活動する企業は、地域の社会課題に立ち向かう重要な存在として注目され、支援を受けることで成長していくことが期待されています。大阪信用金庫も、引き続き地域のニーズに応えながら、社会的責任を果たしていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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大阪信用金庫
- 住所
- 大阪府大阪市天王寺区上本町8-9-14
- 電話番号
-
06-6772-1521