ハウス食品、待望の幼児向けカレーパウダーを発表
ハウス食品株式会社は、子どものために開発された初の純カレーパウダー「こどもカレーパウダー」を2025年8月11日(月)から発売することを発表しました。この製品は、1歳以上の子ども向けに100%植物由来の原料を使用しており、手作りのカレーやおかず、スープなどの様々な料理に応用できる優れた商品です。内容量は35gで、オープン価格は税別でおおよそ348円となっています。
カレーパウダー市場の成長
カレーパウダーの市場は、直近6年で111.3%の伸長を見せており(出典: インテージ)、特に家庭での自炊が増えているこの時代、カレーパウダーの需要は高まり続けています。その影響で、自宅で手軽に楽しめるスパイス製品の開発が重要視されています。
こどもカレーパウダーの特長
「こどもカレーパウダー」は、辛味成分となる唐辛子や黒胡椒を一切使用しておらず、オニオンやパプリカ、コリアンダー、桂皮を組み合わせることで、甘さを持つまろやかな風味に仕上げています。さらに、加熱処理を施したターメリックを使用し、辛さを抑えつつも冷めても美味しさが持続するよう工夫されています。これにより、カレーを食べるのが苦手なお子様でもスムーズに楽しむことができるでしょう。また、スパイスの配合が工夫されており、野菜の苦手な要素を和らげ、カレーだけでなく多様な料理にも適応させることが可能です。
開発背景とお客様の声
ハウス食品は、「子どもが元気に食べられる」というニーズに応えるため、幼児向けの純カレーパウダーの開発に着手しました。特に、コロナ禍の影響でカレーパウダーの自宅での使用頻度が約110%増加しているというデータもあり、子ども向けのカレーパウダーの必要性を感じている家庭が多いことが調査で分かりました。
お客様からは、大人向けのカレーパウダーが子どもには辛すぎるとの声や、他の調味料を加えにくいという不便さも指摘されていました。そのため、子ども向けの独自の商品を開発することが求められていました。
パッケージの工夫
商品名やパッケージデザインも「こどもカレーパウダー」という明快なネーミングを採用し、子ども向けであることが一目で分かるように工夫されています。デザインには「1歳から」の表示もあり、安心感を与える工夫がされています。
おすすめレシピの展開
11月6日公開予定のブランドサイトでは、おすすめレシピも紹介される予定で、年齢に応じた食べやすいメニューが提案されます。栄養バランスを考慮し、子どもでも楽しみやすい工夫がなされているとのことです。
この「こどもカレーパウダー」は、安心して子どもに食べさせられる素材に基づいているため、育児をしている家族から注目されることでしょう。子どもの食事をより豊かにする一品となりそうです。