東京レザーフェア2025
2025-04-28 14:16:25

東京レザーフェア2025 - 革の魅力と未来を探る展示会のご案内

東京レザーフェア2025 - 革の魅力と未来を探る展示会



2025年5月22日(木)と23日(金)に、東京都台東区の都立産業貿易センターで開催される「第109回東京レザーフェア」(以下、TLF)。本イベントは、日本全国の皮革関連企業で構成される協同組合資材連が主催し、日本最大級の皮革及び皮革関連資材の展示会として知られています。1970年から続くこの展示会は、半世紀以上の歴史を有し、業界の重要な交流の場となっています。

TLFの目的と意義


TLFの開催は、皮革の需要拡大及び業界発展のために、革製品素材や関連副資材が持つ潜在的な魅力や可能性を広く伝えることを目指しています。毎年2回開催され、多くの関係者が集結する中で、革の最新トレンドやテクニックに関する情報交換を行います。

イベントの概要


開催日時・会場


  • - 日時:2025年5月22日(木)9:00~17:00、5月23日(金)9:00~16:00
  • - 会場:都立産業貿易センター台東館4F~7F(東京都台東区花川戸2-6-5)
  • - 入場:事前登録が必要。

参加希望者は、公式サイトから申込フォームにて事前登録を行い、当日参加票を提示する必要があります。参加票を持たない方は入場できませんので、注意が必要です。

見どころ


展示会では、以下のような多彩な体験が待っています。
1. 最新の革素材とレザーファッションのトレンドを体感。
2. 日本の革業界で活躍する企業が競い合い展示する最高峰の「革・生地・素材」が一堂に。
3. 世界最大級の皮革見本市「リネアペッレ」にて発表された最新マテリアルの展示や、セミナーを実施。
4. 動物の革を無駄なく利用する、サステナブルな活動の紹介。

特に注目したいのは、2026年春夏に向けたトレンド提案を行うブースです。「TLFトレンドセレクション」では、各社のトレンドを3つのテーマに分けて展示し、見て、触れて、感じることができます。また、業界のリーダーが提供する革に関するガイダンスも実施されます。

トレンドセミナー


特に注目すべきセッションがございます。22日には、リネアペッレトレンドセレクション総責任者アントネッラ・ベルタニン氏による2026年春夏トレンドセミナー、23日にはファッションジャーナリスト日置千弓氏を迎えてコレクションシーンから予測するレザーファッショントレンドに関するセミナーが行われます。さらに、7階では「リネアペッレ」の最新トレンドを独自に編集したマテリアルコーナーが設置されます。

第15回革のデザインコンテスト


今回で15回目を迎える革のデザインコンテストも併催されます。ファッション、インテリア、生活雑貨など、革製品の新しい価値を生み出すアイデアを募集。プロダクト部門とクリエイティブ部門の2部門が設けられ、高校生以下を対象としたユース・クリエイターズ賞もあります。入賞作品は、2025年のリネアペッレでの展示も予定されています。

サステナビリティの観点から


革製品は、食肉や乳製品用の動物から得られる副産物として利用されることが多く、単独で動物の命を奪うことはありません。例えば、2021年の世界で牛の3.2億頭がと畜されたうち、革として利用されるのは55%にあたる1億4,400万頭分の皮です。このように、革製品を利用することは地球環境への負担を軽減する取り組みとも言えます。技術革新や持続可能な素材の開発が進む中、東京レザーフェアはその中心的な役割を担っています。

まとめ


2025年の第109回東京レザーフェアは、革の未来を仲間たちとともに探求し、ビジネスチャンスを見極める絶好の機会です。革新と伝統が融合するこの国際的な場で、ぜひ新たな出会いを体験してみてください。詳細や参加登録については公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
協同組合資材連
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