第19回環境絵画コンクールの入賞作品が決定
パナソニック株式会社の空質空調社が主催する「第19回環境絵画コンクール」で、2024年に全国から寄せられた作品の中から厳選された入賞作品が発表されました。このコンクールは、未来を担う子どもたちが環境問題について考えるきっかけとなることを目的に2006年から開催されており、今年で19回目を迎えました。
コンクールの概要
今年のテーマは「きれいな空気・水と生きもの」。子どもたちにとって、環境は身近な問題であり、自分たちにできることを考え、実践することが求められています。このテーマにもとづいて、全国から1,242点の応募があり、入賞対象となった11作品が選ばれました。受賞作品は、空気や水をきれいに保つ方法や、元気に育つ生きものたちの姿を生き生きと描いています。
選考結果
最優秀賞には愛知県の梅村祐舞さん(5年生)が選ばれ、彼女の作品「このぬくもりを大切に」が特に評価されました。また、社長賞には京都府の櫻澤采穂さん(1年生)の作品「大切にしたい風景」が選ばれました。さらに、優秀賞には埼玉県の清水新太さん(6年生)の「ぼくのひみつの池」や、奈良県の辻茜里さん(5年生)の「ペンギンたちの南極」など、魅力的な作品が並びました。
特別賞として、春日井市長賞は、高田恵那さん(3年生)の作品「ホタルのすむ川」が受賞し、市内のごみ収集車にラッピングされ、環境の大切さを伝える役目を果たします。
入賞作品一覧
- - 最優秀賞: 梅村 祐舞(愛知県)
- - 社長賞: 櫻澤 采穂(京都府)
- - 優秀賞: 清水 新太(埼玉県)、辻 茜里(奈良県)、岡野 伊吹(愛知県)
- - 特別賞 春日井市長賞: 高田 恵那(愛知県)
- - 佳作: 齋藤 菜摘(愛知県)、澤田 橘香(愛知県)、清水 愛玲菜(東京都)、水野 麗依菜(京都府)、奥田 有紗(京都府)
入賞者には賞状と記念品が贈呈され、受賞作品は公式ウェブサイトや公共施設で展示される予定です。子どもたちの視点からの環境への思いが、一人でも多くの人に伝わることを期待しています。
次の活動
今後もパナソニック空質空調社は、子どもたちの思いや作品を広める活動を続けていく方針です。受賞作品は今後、愛知県内の公共施設や業者の展示会などで展示され、地域社会全体で環境問題への理解を深める手助けになるでしょう。
過去のコンクール
この絵画コンクールは、過去には様々なテーマで実施されてきました。例えば、18回目は「きれいな空気・水と生きもの」と題し、1,181点の作品が集まりました。このコンクールを通じて、多くの子どもたちが自分たちの描く未来の環境について真剣に考えることができる機会となっています。
お問い合わせ
環境絵画コンクールについての詳細は、パナソニック空質空調社の公式サイトをご覧ください。この取り組みが、未来を担う子どもたちにとって、有意義な経験となることを祈ります。