鹿児島県喜界町、ふるさと納税でサンゴ礁研究拠点整備を推進
鹿児島県喜界町では、世界でも珍しい隆起サンゴ礁を活かした地域活性化に力を入れています。その取り組みの一環として、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディング(GCF)に挑戦中。このプロジェクトは、喜界島サンゴ礁科学研究所の充実を図り、将来のグローバルリーダー育成を目指すものです。
サンゴ礁研究の聖地、喜界島
喜界島には、日本初のサンゴ礁研究に特化した「喜界島サンゴ礁科学研究所」があります。この研究所では、サンゴ礁に関する研究や、島の自然資源を活用した科学教育プログラムを実施。近年では、サンゴ礁に関わる研究や海洋環境保全に関心を持つ学生を対象とした「サンゴ留学」制度もスタートしました。
未来へつなぐ、サンゴ留学と地域活性化
サンゴ留学制度は、島外から学生を受け入れ、喜界島をフィールドとした学びを提供するプログラムです。この制度を継続的に発展させ、島内外の人々の交流を促進し、地域活性化につなげるためには、交流拠点施設の整備が不可欠です。そこで、ふるさと納税を通じて寄付を募り、拠点施設の整備費用に充てることを決定しました。
町長の熱い思い
喜界町長の隈崎悦男氏は、「喜界島は、世界でも稀少な隆起サンゴ礁で形成されており、日本で唯一のサンゴ礁研究に特化した研究所があります。この研究所では、『100年後に残す』を理念に、文化や自然環境を次世代に残すための事業を展開しています。サンゴ留学制度は、島内外交流促進を担う人材育成、将来のグローバルリーダー育成に繋がる持続可能な事業として発展させていきたい。」と、このプロジェクトへの強い想いを語っています。
GCF®で地域課題を解決
今回のクラウドファンディングは、GCF®(ガバメントクラウドファンディング)という仕組みを利用しています。GCF®は、自治体が地域課題とその解決策を広く発信し、共感を得ながら寄付を集める制度です。寄付者は、具体的な使い道を選択でき、地域への関心をより深く持続させることができます。
喜界町の未来を応援しませんか?
喜界町の取り組みは、サンゴ礁保全だけでなく、次世代育成、そして持続可能な地域社会の実現を目指したものです。このプロジェクトに共感し、喜界町の未来を応援したいという方は、ふるさと納税を通じてご支援いただけます。詳細については、喜界町役場企画観光課までお問い合わせください。
お問い合わせ先
喜界町役場 企画観光課担当:實(みのる)
電話:0997-65-3682
メールアドレス:
[email protected]
FAX:0997-65-4316
ガバメントクラウドファンディングに関する情報
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2561