ながおか香りのばら園、国際バラ会議で優秀庭園賞を獲得！

ながおか香りのばら園、優秀庭園賞受賞の喜び

2023年5月18日から24日まで、広島県福山市で開催された第20回世界バラ会議において、越後丘陵公園内に位置する「ながおか香りのばら園」が見事、優秀庭園賞を受賞しました。この賞は、庭園の美しさだけでなく、メンテナンスの質や学術的な視点からも評価される重要なものです。

過去には世界29ヵ国から78か所のバラ園が受賞しており、日本からは今回の受賞で10か所目となります。また、国内では2ヵ所が名を連ねました。特に、ながおか香りのばら園はそのユニークな構成と香りの特性をしっかりと表現した点が高く評価されたようです。

世界バラ会議とは

世界バラ会議は、世界40か国が加盟する世界バラ会連合が3年ごとに開催する、バラに関する国際的なカンファレンスです。今年の開催は19年ぶりということで、多くのバラ愛好家や専門家が一堂に会しました。会議では、様々なトピックに関して講演や討論が行われ、参加者は情報の交換と新たな技術の披露を行っています。

「ながおか香りのばら園」の魅力

このバラ園は、8つのテーマに分かれたエリアで構成されており、それぞれのエリアで異なる香りを楽しむことができます。元々は長岡市内の愛好家が無償で公開していたバラ園でしたが、2001年に閉園が決まりました。その際、長岡市民から存続を願う声が上がり、国営越後丘陵公園が900株のバラを寄贈されたことで2003年に再開されました。

特に注目すべきは、香りの品種ごとにバラを区分した「香りのエリア」。これは世界初の試みで、訪れる人々はバラの香りを存分に楽しみながら、その特性を強く感じ取ることができます。その結果、ただの観賞用のバラ園に留まらず、学びの場としても機能しているのです。

2023年春には、誕生から20年を迎え、「ながおか香りのばら園」という名称に改称され、人々に新たな印象を与えています。

現在の様子と今後の展望

現在、令和7年5月27日に撮影されたながおか香りのばら園は、3分咲きの状況ですが、今週末には満開を迎える見込みです。多くの訪問者がその美しい姿を楽しむことができるでしょう。

もしこの美しいバラ園を訪れる予定がある方は、香り高いバラたちとの出会いをお楽しみください。長岡市と国営越後丘陵公園の関係者が尽力した結果、生まれたこの場所で、感動的なひとときを過ごすことができるはずです。

お問い合わせ先

越後公園管理センター〒940-2082 新潟県長岡市宮本東方町字三ツ弓1950-1
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お楽しみに！