ファクトリーサイエンティスト協会、JIMTOF2024で技術者育成をサポート
一般社団法人ファクトリーサイエンティスト協会が、2024年11月5日から10日まで東京ビッグサイトで開催される第32回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2024)に出展することが決まりました。協会のブースでは、デジタル時代のものづくり現場における人材育成に関する取り組みが紹介されます。
出展概要とブースの詳細
ファクトリーサイエンティスト協会は、4回の講座を年に開催しており、当イベントでは、ヤマザキマザックとベッコフオートメーションの企業と協力して、それぞれのブース(ヤマザキマザック:東展示棟E5001、ベッコフオートメーション:東展示棟E5019)で展示を行います。来場者は、最新技術に基づいたファクトリーサイエンティスト育成講座についての情報を得ることができます。
ファクトリーサイエンティストとは?
ファクトリーサイエンティスト(FS)は、ものづくりの現場におけるデジタル人材の育成を目的とした新しい職種です。協会は、2020年4月の設立以来、FS人材の育成や資格認定、講師育成、会員間の交流促進を通じてビジネスマッチングの支援を行っています。
経済産業省が推進する「産学連携デジタルもの作り中核人材育成事業」に基づいた育成講座では、機械やAI活用、ロボティクスに関する専門知識を学ぶことができ、多くの技術者に支持されています。現在、約1,000名のFS有資格者が存在し、さらに2030年までに4万人の育成を目指しています。
講座の内容と参加のメリット
ファクトリーサイエンティスト協会が提供する講座は、完全オンライン形式で実施されており、多くの参加者に支持されています。特にJIMTOF2024の出展時には、協会の講師やTeaching Assistantが直接、ファクトリーサイエンティストの取り組みを詳しく説明します。これは、興味がある方々やすでに講座を修了した卒業生にとって、貴重な機会となることでしょう。
講座では、具体的なカリキュラムに基づき、製造業の最新技術や業務に役立つスキルを身につけることが可能です。また、講座を受講することで得られる知識は、ファクトリーサイエンティストとしてのキャリア形成に大いに役立ちます。
まとめ
JIMTOF2024でのファクトリーサイエンティスト協会の出展は、未来の技術者を目指す方々にとって貴重な学びの場となります。最新の技術動向やデジタル人材育成に関する情報を知る良いチャンスですので、ぜひブースに足を運んでみてください。
詳しい情報や講座の詳細については、
ファクトリーサイエンティスト協会の公式ウェブサイトをご覧ください。