優勝トラック誕生!SURF Musicと稲垣潤一のコラボ
音楽クリエイターに新たな機会を提供するデジタルマーケットプレイス「SURF Music」と、数々の名曲を世に送り出してきた歌手・稲垣潤一が共同で開催した「クリスマスキャロルの頃には」Remixコンテスト。その結果、メキシコ在住のプロデューサーRocco Velesが見事優勝を果たし、彼のRemix版が2024年12月20日より配信されることが決定しました。
コンテストの概要
このRemixコンテストでは、1992年にリリースされ、ドラマ『ホームワーク』の主題歌としても知られる稲垣潤一の大ヒット曲「クリスマスキャロルの頃には」をベースに、多くのクリエイターがRemix作品を応募しました。この楽曲は、恋人との別れに迷う心情を描いた切ないラブソングであり、当時からのファンにとっても馴染みの深いメロディです。
応募期間の11月1日から22日には、世界中から約60曲が集まり、その中から選ばれたのがRoccoのトラック。原曲のCity Popスタイルを尊重しつつ、彼自身のクラブミュージックの要素を巧みに取り入れた楽曲が評価されました。
優勝者のコメント
Roccoは、「このコンテストを通じて、稲垣潤一さんの原曲に出会い、30年以上にわたり愛され続けている理由を実感しました。ボーカルの良さを引き立てるRemixにすることを意識し、ファンクやハウスの要素を盛り込みました。コンペティションの結果、稲垣さん本人にRemixを聴いてもらい、優勝できたことに感謝しています」と語っています。
サウンドの進化
稲垣潤一もRoccoの作品に賛辞を贈りました。「リミックスでボーカルを大切にしてもらい、元の曲が新しい息を吹き込まれたように感じます。リズムが心地よく、自然と体が動きたくなるダンス可能な楽曲になっています」と述べ、Roccoの技術を高く評価しました。
COCKTAIL SOUNDSプロジェクトの一環
今回のRemixコンテストは、過去の名曲を現代のトレンドと融合させ、新たな形で世界に発信する『COCKTAIL SOUNDS』というプロジェクトの一部でもあります。このプロジェクトは、音楽のリバイバルをテーマとしており、今後も注目が集まります。
優勝トラック『クリスマスキャロルの頃には (Rocco Veles Remix)』は、早速そのリリースを迎え入れ、多くのリスナーの耳に新しい響きを届けることでしょう。Roccoには、賞金として3000米ドルとSURF BONUS1000米ドルの合計4000米ドルが授与される予定です。
SURF Musicの取り組み
SURF Musicは「Bringing Power Back to Music Creators(音楽のチカラをクリエイターに)」を掲げ、世界中の音楽クリエイターとバイヤーをつなぐプラットフォームを提供しています。2023年のグローバルローンチ以来、約3万人が登録し、音楽デモの共有や取引を通じてクリエイターの収益化を支援しています。AIによる楽曲タグ付けやデータ共有のための機能も充実しており、音楽シーンの新たな可能性を切り開いています。
このように、音楽クリエイターにとって堅調な基盤を築き上げる一方で、優れた作品を生み出す場を提供しているSURF Music。今後の展開にも期待が高まります。
詳細は、SURF Musicの公式サイトやSNSで確認できます。