光コネクタ部品で世界No.1を目指す株式会社白山の挑戦
株式会社白山が新たな一歩を踏み出します。石川県金沢市に本社を構えるこの企業は、光コネクタ部品の製造で世界第2位のシェアを誇りますが、今回新工場の設立により、圧倒的な生産体制の強化を図ります。新工場は埼玉県に2025年春から夏にかけて設立される予定で、これに伴い約40名の新規人材を募集します。この動きは、生成AIの普及に伴い急成長する市場に対応するための重要な施策です。
新工場設立の背景
最近のデータセンター市場は、生成AI技術やクラウドサービスの普及が進んでおり、特に光コネクタ部品である「MTフェルール」の需要が急激に増加しています。MTフェルールは、光ファイバーを正確に接続するための重要な製品で、通信速度と信頼性を担保します。実際、ドイツの調査会社によると、2024年から2029年にかけてデータセンター市場は50%の成長を見込んでおり、新工場設立を通じてこの需要にしっかりと応えていく考えです。
採用の必要性と地域への貢献
新工場の設立と生産能力の拡大に伴い、株式会社白山は2025年に新たに44名を採用する計画です。現在の社員数131名に対して約30%の増員を目指し、地域経済や雇用の創出に寄与します。製造人員に加え、品質安定を支える工場技術者や新製品開発者、さらに販売力強化のためにマーケティングおよび営業部門の人員を募集します。
既存工場との連携
新しく設立される工場では最新の製造設備が導入され、既存の石川工場との連携を強化して生産効率を最大化します。石川工場も設備の更新を進め、供給能力を向上させる見込みです。
市場性と今後の展望
光通信分野の需要は、特に北米や中国での成長が目立つ情勢です。当社のMTフェルールはデータセンター市場においてシェア第2位を誇り、その精度と信頼性が高く評価されています。この増産体制の強化は、グローバル通信インフラの進化に大きく寄与すると考えられます。
採用戦略とリファラル制度の導入
採用を加速させるため、株式会社白山は2024年夏から「リファラル制度」を導入します。この制度は、社員が友人や知人を紹介することで採用を促進させるものです。すでに研究関連の人材2名がこの制度を通じて入社しており、さらに2名の確定も控えています。紹介者には報奨金を用意し、企業文化にフィットする人材を確保するうえでの重要な施策です。
採用情報と働きやすい環境
株式会社白山では、急成長する市場でその能力を試したい人材を広く募集しています。金沢本社および石川工場では、若手や中堅社員を対象とした中途採用情報を掲載しており、働きやすい労働環境が整っています。完全週休二日制のもと、年間休日は126日、有給休暇は1時間単位で取得可能です。また、フレックスタイム制度により、ワークライフバランスを重視した働き方が実現できます。人事制度の充実や社員研修、資格取得の支援も行い、企業の成長と社員のキャリア形成を目指しています。
今後、通信インフラの未来を支える仲間としてぜひ応募してみてください。新しい挑戦を共にし、成長を遂げましょう。
株式会社白山の情報
創業1947年10月15日。代表取締役社長は米川達也、資本金は1億円、従業員数は131名(2024年12月時点)。本社所在地は石川県金沢市で、通信および電力関連の接続用品の開発・製造・販売を行っており、今後も技術革新と社会貢献に努めていきます。
お問い合わせは、株式会社白山 広報チーム(メール:
[email protected])までお気軽にどうぞ。