新骨折治療システム
2025-10-07 14:39:02

革命的な骨折治療!日本ストライカーが新プレーティングシステム「Pangea」を発表

日本ストライカーの新たな骨折治療への挑戦



日本ストライカー株式会社が、骨折治療用プレーティングシステム「Pangea(パンジア)」を発表しました。この画期的な製品は、10月からの発売を予定しており、特に整形外科分野における医療の進化に大きく寄与することが期待されています。

Pangeaシリーズとは?


「Pangea」シリーズは、骨折部位を固定するための金属製プレートやスクリュー、そして手術に必要な器械を含む総合的なシステムです。これにより、上腕骨、大腿骨、脛骨、腓骨に対して合計20種類のアナトミカルプレートを揃えており、さまざまな骨折に対応可能です。発売の第一弾としては、上腕骨・大腿骨・腓骨用プレートが登場しますが、さらに脛骨用プレートや汎用のユーティリティプレートも順次増加させる予定です。

医療現場でのニーズに応える技術


この「Pangea」シリーズは、整形外科医たちの豊富な経験を基に開発されており、日本人を含む35,000件以上のデータに基づいています。特に、3D骨データベース「SOMA」を活用することにより、プレートが解剖学的な骨の形状にフィットするように設計されています。これにより、より適切な固定が可能となり、患者にとって安全性が高まるのです。

さらに、チタン合金製のプレートとコバルトクロム合金製のロッキングスクリューの硬度差を利用することで、骨折部位をしっかり固定します。また、スクリューの挿入角度は最大30度まで調整できる「バリアブルアングルロッキングテクノロジー」が採用されており、骨折固定の際にも柔軟に対応できます。

さらなる手術効率の向上


「Pangea」システムは、ハイブリッドロッキング・コンプレッションホールを備えており、術中にロッキングスクリューとコンプレッションテクニックの選択が可能です。これにより、術者は骨折形態に応じて最適な方法を選ぶことができ、手術の効率と安全性が向上します。このように、共通のプラットフォームを採用することで、スクリューや器械の操作性を向上させ、手術室の効率的な運用も実現します。

日本ストライカーの取り組み


日本ストライカーは、米国ミシガン州に本社を置くストライカーコーポレーションの日本法人であり、整形外科分野における革新的な技術提供を通じて、医療の質を高めることを目指しています。同社は毎年、世界中で1億5千万人以上の患者に貢献しており、新たな技術の導入によってその活動をさらに強化していく方針です。

新製品「Pangea」の発表は、多くの医療従事者と患者にとって希望となることでしょう。今後の製品展開に注目が集まります。


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会社情報

会社名
日本ストライカー株式会社
住所
東京都新宿区西新宿5-1-1新宿ファーストタワー
電話番号

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