制御室の課題と最新技術を知るウェビナー再放送
2024年12月13日に開催されたウェビナーが、多くの要望を受けて再放送されることが決まりました。本ウェビナーでは、製造業や重要インフラのコントロールルームにおける監視制御の課題及び最新技術であるSoftware Defined KVMについて深掘りします。
重要インフラのコントロールルームが直面する課題
製造現場や重要インフラ施設では、各種サーバーや設備からの情報、さらにカメラ映像を同時に監視する必要があります。しかし、これらを様々なメーカーの製品から取り込むためには、高度なシステムが求められます。作業の複雑化や現場の省人化が進む中、遠隔での監視対象が増えることで、運用者にかかる負荷は増大し、システムも複雑化する傾向にあります。
Software Defined KVMの可能性
最近注目を集めているSoftware Defined KVM(SD-KVM)は、コントロールルームにおける画面レイアウトの自由度を高め、複数のモニタでの拡大表示や分割表示を可能にします。この技術により、従来必須だった複数のハードウェアから構成されるシステムがシンプルになり、運用や保守が容易になります。これにより、現場の業務効率や運用コストの削減が期待できます。
シンプルなシステムの重要性
これまで、コントロールルームは複数の機器によって構成されていましたが、SD-KVMを利用することでシンプルな機器構成が実現できます。これにより、設計や構築が容易になり、運用者の負担も軽減されます。快適な操作性や多様な利用方法が可能となるこのシステムは、今後の監視制御室において重要な役割を果たすことでしょう。
安全な遠隔管理の実現
本ウェビナーでは、離れた拠点とセキュアに結ぶ方法についても解説します。複数の商業ビルやインフラ施設を持つ企業では、拠点ごとに人員を配置する必要がありますが、採用難や人手不足が深刻化している現状があります。そのため、1か所のコントロールルームから複数拠点を管理することで、勤務時間を短縮し、省人化を進める事例を具体的に紹介します。また、こうした取り組みを実現するための方法やセキュリティ対策についても掘り下げていきます。
再放送と主催者について
再放送ウェビナーは、2024年6月25日に実施されます。主催はブラックボックス・ネットワークサービス株式会社で、共催として株式会社オープンソース活用研究所、マジセミ株式会社が参加しています。詳細や参加申し込みは、公式ウェブサイトを通じて行えます。
マジセミは今後も参加者にとって有益な情報を提供するウェビナーを企画していく予定です。過去のセミナー資料や、今後の募集セミナーについてもぜひチェックしてください。