豊中市が「住み続けたいまち」を実現する共同プロジェクトを発足

豊中市が進める「将来にわたってずっと住み続けたい」まちづくり

2024年7月19日、豊中市（市長：長内繁樹）、京進、北おおさか信用金庫、事業構想大学院大学の4者が連携し、新たな地域創生プロジェクトである「とよなか暮らし・子育て輝き No.1プロジェクト」を発表しました。このプロジェクトは、地域の魅力を最大限に引き出し、「住み続けたいまち」を形成していくことを目的としています。

プロジェクト発足の背景

豊中市では少子化や高齢化が深刻な問題となっており、特に少子化に対しては高い危機感を持っています。このため、市の政策として「こども政策の充実・強化」を掲げ、未来を見据えた投資を進めることが重要です。これにより、子育て世代だけでなく、すべての世代が共に暮らしやすい地域社会を目指しています。

連携協定の内容

今回の連携協定は、豊中市内の地域をより良くするために、4者が協力し合うことを目的としています。具体的には、以下の3つの柱に沿った取り組みが行われます。

1. まち・ひと・しごと創生推進計画に関する取り組み
2. 人材育成に関する活動
3. お互いに必要だと思われる異なる視点からの協力

この協力体制により、地域課題の解決と未来のまちづくりを進めていく計画です。

プロジェクトの特徴

「とよなか暮らし・子育て輝き No.1プロジェクト」は、地域の暮らしや子育てに関するニーズを探ることから始まります。具体的には、豊中市の未来を切り開く新しい事業やサービスを開発することを目指しています。プロジェクトには、一般から公募された研究員が異業種の視点を持ち寄り参加します。また、事業構想大学院大学のカリキュラムを活用し、各研究員が実践を視野に入れた事業計画を策定します。