IoTとAIのリハビリ革新
2018-07-23 12:56:40

次世代リハビリへ向けたIoTとAI活用の新拠点「東京リハビリテーションセンター世田谷」

「東京リハビリテーションセンター世田谷」開設へ



2019年春、小田急線梅ヶ丘駅の近くに新しいリハビリテーションの拠点がオープンします。その名も「東京リハビリテーションセンター世田谷」。この施設では、革新的なIoT技術を活用したリハビリサービスを提供し、医療・介護の現場を一新することを目指します。

IoTとAIを駆使した「モフトレ・コーチ」



「モフトレ・コーチ」は、利用者の目標や身体機能を分析し、自動で適切なトレーニングを提案するレコメンドAIです。タブレットとウェアラブル装置を使用して、利用者一人ひとりの身体機能を評価し、「転倒リスク」などを可視化します。これにより、利用者の利便性が向上すると共に、介護現場でもスタッフのスキルアップが期待されています。

医療・介護現場の変革を促進



医療や介護の分野では、超高齢社会に向けた効率化とデジタル化が急務です。日本では2025年には37.7万人もの介護人材が不足すると予測されており、その解決策の一つとして新技術の導入が提唱されています。「モフトレ・コーチ」は、この課題解決に寄与するために開発された重要なサービスです。

効率化されたリハビリプログラム



「モフトレ・コーチ」は、利用者のトレーニング状況を記録し、結果をもとに運動提案を行います。これにより、リハビリの専門家が限られた人数でも最大の効果を発揮できるようになります。また、利用者の家族への情報も提供することで、安心感とモチベーションをとともに高めることが期待されます。

複合的な医療・介護・福祉サービスの提供



「東京リハビリテーションセンター世田谷」は、リハビリテーション病院、介護老人保健施設、障害者支援の3つの機能を持つ大規模な複合施設です。84床を有するリハビリ病院は365日体制で在宅復帰を支援し、介護老人保健施設も全室個室で100名の定員を設けています。また、様々な通所リハビリテーションサービスが用意されており、地域のニーズに応えられる体制が整っています。

地域貢献の精神



この施設の基本理念は、「住み慣れた地域で生涯生き生きと安心して暮らし続けること」です。医療、介護、福祉が連携した支援を通じて、地域に根ざしたサービスを提供し、信頼されるプロフェッショナルの集まりを目指しています。

まとめ



「東京リハビリテーションセンター世田谷」が開設されることで、リハビリテーションの新時代が幕を開けます。IoT技術とAIを駆使した新しいサービスによって、より多くの人々が豊かな生活を送ることができるようになるでしょう。今後の展開が待ち遠しいですね。

会社情報

会社名
一般財団法人 脳神経疾患研究所附属 総合南東北病院
住所
福島県郡山市八山田115番地
電話番号

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