青森の暮らしを豊かに描く新たな漫画&AIプロジェクト誕生
青森県弘前市に拠点を置く合同会社farm inが、青森の人々の日常を描いたオリジナル漫画『青森さんちの食卓』の公式サイトをリニューアルしました。この新たな取り組みは、青森の魅力をより深く伝えることを目的としており、2025年10月1日に公開されました。
地域の日常をストーリーで表現
『青森さんちの食卓』は観光の名所を紹介するのではなく、日常生活の風景を通じて青森の魅力を伝えています。例えば、買い物や雪かき、家族や友人との会話など、実生活の中での些細な出来事を丁寧に描くことで、読者に親しみを感じてもらい、青森を訪れたくなるようなきっかけを提供しています。これにより、観光、移住、地域の関係人口が増える新しい形を模索しています。
AI青森さんとの新しい出会い
本リニューアルでは、青森の生活や文化を学びながら成長できるAIキャラクター「AI青森さん」が登場しました。このキャラクターは青森の方言や伝統的なストーリーを学び、地域の人々との会話を通じて進化していく仕組みを持っています。
「AI青森さん」は、青森の記憶を未来に繋げる共創のプロジェクトの一環として開発されました。地域の人々の知恵や体験を集めることで、青森の独自の文化を後世に残していくことが目指されています。
「青森みんなでAIを育てよう」キャンペーン
サイトリニューアルと同時に「青森みんなでAIを育てよう」キャンペーンが始まります。このキャンペーンでは、地域の暮らしや文化についてのエピソードを投稿することが求められ、AI青森さんがそれに基づいて学びます。この取り組みを通じて、地域の記憶や文化が「育てていくもの」として次世代に受け継がれることを狙っています。
代表コメントと未来へのビジョン
合同会社farm inの代表社員、鹿倉秀太氏は、『青森さんちの食卓』を通じて、青森が県外の人々にとって「いつか住みたい街」になればと願っています。漫画を通じて、より多くの人に青森の魅力を伝えたいとの思いから、今回のサイトリニューアルやAI青森さんの開発に取り組みました。
クリエイティブディレクターの松重宏和氏も、このサイトが青森に親しむための「居心地の良い友だちの家」のような場所になるよう努めました。彼はAI青森さんが地域の情報を学び、愛される存在に成長するために、多くの「青森愛」が必要だと述べました。
結びに
青森の日常を丁寧に描く『青森さんちの食卓』とAI青森さんの今後の展開に期待がかかります。読者の皆さんもぜひ、青森の魅力を感じ取り、参加してみてください。青森の文化、風景、人々の物語が、より多くの人々に届くことを願います。