パンチ工業が2026年3月期決算を発表
パンチ工業株式会社が2026年5月13日に発表した決算によれば、精密金型部品及びファクトリーオートメーション機器の分野で大きな成長を見せ、増収増益を達成しました。特に、国内の受注は低迷したものの、中国を中心とした海外市場の好調が業績を押し上げました。
決算概要
連結売上高は421億円、前期比で3.1%の増加を記録しました。国内市場は景気の停滞から減収となるものの、第4四半期において前年同期比で回復の兆しを見せました。特に、海外では中国が牽引役となり、他の地域でも増収を達成しています。
- 国内: 110億円(前期比5.1%減)
- 中国: 249億円(前期比6.5%増)
- 東南アジア: 20億円(前期比4.6%増)
- 欧米他: 41億円(前期比6.9%増)
また、営業利益は20億31百万円(20.5%増)、経常利益は22億1百万円(36.4%増)と好調でしたが、当期純利益はグループ会社ののれん減損の影響で減少しました。
配当方針と中期経営計画
パンチ工業は、2023年1月より「連結配当性向30%以上、株主資本配当率(DOE)3%以上」という配当方針を掲げています。中期経営計画「バリュークリエーション28(VC28)」の中でも、この方針は継続される予定です。2027年3月期においては、1株当たり20円00銭の年間配当を見込んでおり、前年比での増配が期待されています。
アナリスト向け説明会の開催
2026年5月26日には、初のハイブリッド形式のアナリスト向け説明会が開催されました。ここでは、業績の概要や中期経営計画に関する詳細が説明され、参加者からは多くの質問が寄せられました。特に国内受注の回復や原材料の価格上昇に関するリスクについても言及され、その内容はより詳細に企業の未来を見据えるための材料となりました。
企業の概略
パンチ工業は、1951年に設立された企業で、精密金型部品や自動化装置の製造・販売を行っています。特に金型部品は現代の製品生産において不可欠な要素であり、その技術力の高さは世界的にも評価されています。また、企業理念として「ものづくりによる信頼、真摯な技術、自由な創造力で、次世代の豊かな未来をカタチづくる」を掲げ、今後も市場での地位を確立していくことを目指しています。
そのため、パンチ工業は引き続き、国内外での展開を強化し、さらなる成長を図っていくことでしょう。今後も注目される企業として、業績に耳を傾ける必要があります。
会社情報
- - 社名: パンチ工業株式会社
- - 所在地: 東京都品川区南大井6丁目22番7号
- - 上場: 東京証券取引所スタンダード市場(6165)
- - 従業員数: 約3,480名(連結・2026年3月末)
- - URL: パンチ工業株式会社公式サイト