丸岡城の魅力を再発見するイベントが坂井市で開催
福井県坂井市に位置する丸岡城は、現存する12の天守の中でも魅力的な存在です。今年、地元の小中学校に通う児童たちを対象とした教育イベント「丸岡城サミットお城博士ちゃんと学ぶ丸岡城」が11月28日に開催されます。さらに、12月6日には、歴史を深く考察する特別記念講演会も行われる予定です。
丸岡城サミットの概要
このサミットは、丸岡城に関する探究を通じて地元の子どもたちが地域の歴史や文化に触れ、「ふるさと地域学習」の一環として実施されます。参加するのは平章小学校、長畝小学校、高椋小学校、丸岡中学校の四つの学校で、合計170人の児童たちが様々な形式で発表を行います。
特に今年の目玉は、テレビ番組で有名な「お城博士ちゃん」こと栗原響大さんの参加です。彼は各校の発表に対して講評を行い、全国の城についての知識を生かしながら丸岡城の魅力を語ります。
各校では、丸岡城の歴史や地域の特色、さらには福井地震からの復興に至るまで、様々なテーマを探究し、発表形式も劇やクイズ、プレゼンテーションと多様です。この取り組みを通じて、子どもたちは地域の誇りを再認識し、丸岡城の活用方法を考えます。
特別記念講演会の内容
サミットに続いて行われる特別記念講演会では、442年前に焼き討ちされ、丸岡城のルーツとなった豊原寺について講演が行われます。この講演は、坂井市教育委員会が主催し、午後1時半から高椋コミュニティセンターで開催されます。
松浦義則氏をメイン講師に迎え、「中世の豊原寺と越前一向一揆」について詳しく解説します。一向一揆の経緯やその拠点であった豊原寺、さらには丸岡城下町の成り立ちについても考察されるため、地域歴史に興味がある方にとって見逃せない内容となっています。
丸岡城の魅力
丸岡城の別名は霞ヶ城で、1576年に柴田勝家の甥によって築城されました。現在もその姿を残す天守は、他の城と同様に戦災や自然災害を乗り越えてきた歴史があり、特に1948年の福井地震で完全に倒壊も、その後奇跡のように修復されて現在に至ります。
丸岡城の独立した丘の上に位置する天守は、地域の文化遺産としても重要な役割を果たし、訪れる人々に歴史を教えてくれます。近年では、観光資源としても注目されているため、地域活性化にも寄与しています。
このように、丸岡城とその周辺には多くの歴史的価値があり、これを学ぶことで地域への愛着が生まれるでしょう。サミットや講演会は、丸岡城について知る絶好の機会ですので、ぜひ多くの方に参加していただきたいと思います。