忙しいワーキングマザーのスキンケア事情とフェミニンゾーンケアの現状

株式会社ARIGATOが行った調査では、全国の20〜40代のワーキングマザーのスキンケアとフェミニンゾーンケアに関する実態が明らかになりました。調査は2023年9月に行われ、1,548名からの有効回答を基にしています。特に注目すべきは、多忙な日々を送るワーママたちがどのように自分自身のケアに向き合っているのか、そのリアルな声です。

スキンケアにかける時間はわずか5分未満

調査結果によると、夜のスキンケアにかける時間が「5分未満」という回答が65.4%を占めました。さらに、5分以下、3分以下、2分以下の回答も多く、時間的な制約がワーママにとって避けられない現実であることがわかります。限られた時間の中で、どのスキンケアを選ぶかが重要となるようです。

フェミニンゾーンケアの実施状況

フェミニンゾーンケアの実施有無については、31.1%の人が定期的にケアを行っていると回答しました。一方で最も多いのは「興味はあるが特に何もしていない」との回答で、39.6%を占めています。この調査からは、ワーママ層がフェミニンゾーンケアに関心を持ちながらも、実施には至っていない現状が浮き彫りになっています。

フェミニンゾーンケアアイテムの選択

フェミニンゾーンに対するケアアイテムとしては、「フェミニンゾーン専用ソープや低刺激性ソープ」が最も多く、52.1%の人が使用していると回答しました。次善の策としては「フェミニンゾーン用のオイル・クリーム」での保湿ですが、3割近くは「フェミニンゾーン用ではないスキンケアアイテムでケアしている」という結果もあり、適切なケアの方法が普及していないことが伺えます。