ホテルインディゴ東京渋谷がPRIDE指標2025でシルバー認定を受賞
渋谷の文化と個性を映し出すライフスタイル・ブティックホテル「ホテルインディゴ東京渋谷」が、work with Prideの「PRIDE指標2025」でシルバー認定を獲得しました。この認定は、ホテルの多様性への取り組みが評価された結果です。以下では、その詳細をお伝えします。
ダイバーシティを重視した職場環境
ホテルインディゴ東京渋谷は、多様な価値観を尊重する環境作りに力を入れています。個々の個性を大切にする渋谷の街のように、ホテルではスタッフが心地よく働ける職場を提供。ユニセックスのユニフォームを採用し、性別を問わず、個々のスタイルを選べるよう配慮されています。
また、社内規定も透明であり、同性パートナーに対する特別休暇制度や、異性のパートナーと同じ条件で人事制度を享受できる点が特筆されます。例えば、ロッカー設備は男女共に配慮され、男性用ロッカーにはヘアアイロンなどが完備されているため、性的マイノリティが不便を感じることはありません。
トイレやロッカーについても、自己認識に基づいて選べるよう配慮されており、利用者が安心して使える環境が整っています。
Pride Monthの取り組み
毎年6月のPride Monthには、スタッフがレインボーのグッズを身に着けるなど、理解と意識向上に向けた取り組みが行われています。このようなアクションは、ホテル全体での文化として根付いており、ゲストにも多様な文化を体験してもらう機会を提供しています。
総支配人からのコメント
総支配人のレベッカ・ソーン氏は、「2年連続でこのような賞をいただけて光栄です。多様性を重視する職場作りが評価されたことは、私たちの大きな誇りです」と述べています。今後も多様な背景を持つスタッフが安心して成長できる環境を整えていく考えを示しています。
PRIDE指標とは?
PRIDE指標は、work with Prideが策定した職場におけるLGBTQ+に対する取り組みを評価する指標です。2016年の制定以降、各企業がどのようにこのテーマに取り組んでいるかを定量的に評価する基準として機能してきました。2021年には、より包括的な取り組みを推進するために新たな評価制度も導入されています。
まとめ
本ホテルのシルバー認定は、ダイバーシティの重要性を理解し、実際に成果を上げていることを証明するものであり、今後の貢献にも期待が寄せられます。変化する社会において、その取り組みがどの様に進化していくのか、引き続き注目したいところです。