ユニ・チャームがESG部門で「Sustainable Japan Award2025」初受賞

ユニ・チャーム株式会社は、9月18日に開催された「Sustainable Japan Award 2025」において、ESG部門での優秀賞を獲得しました。この賞は、持続可能な社会の実現に向けた先進的な取り組みを顕彰するもので、主催は国内で最も歴史のある英字新聞「The Japan Times」です。

今回の受賞は、ユニ・チャームが開発した使用済み紙パンツのリサイクルプロジェクト「RefF（リーフ）」に由来しています。このプロジェクトは、世界初の使用済み紙パンツを資源として再生利用するもので、従来の廃棄処理とは異なり、新たな循環の仕組みを提供しました。特に、オゾン処理技術による安全性と衛生性の確保、そして地域と協力して資源循環の仕組みを構築した点が高く評価されました。ユニ・チャームは、鹿児島県志布志市や大崎町と連携し、持続可能な社会の次世代モデルを実現に向けて取り組んでいます。

これまで「RefF（リーフ）」プロジェクトでは、再生パルプや再生プラスチック、そして再生高分子吸収材を使用した商品が開発され、多様な商品領域で展開されています。このような取り組みは、持続可能な循環型社会を実生活で具体化する試みとして評価されており、今後の成長が期待されています。

ユニ・チャームは、これからも環境問題や社会課題に取り組み、持続可能な社会の実現を目指します。国連の持続可能な開発目標（SDGs）とも関連し、すべての人に健康と福祉をもたらし、つくる責任、使う責任を果たし、気候変動対策に貢献する意識を持っています。これらの活動を通じて、ユニ・チャームは次世代の環境保護に寄与し続けることでしょう。

受賞式には、上席執行役員の城戸勉氏と、審査員の木村尚敬氏が参加し、パネルディスカッションも行われました。この取り組みにより、ユニ・チャームは持続可能な社会実現のための新たなモデルを提示し、他の企業や団体にも影響を与えることが期待されています。

詳しくは、ユニ・チャームの「RefF（リーフ）」ブランドサイトや、SDGsに関する情報を含む専用サイトを訪れてみてください。寄与する目標としては、健康福祉、責任ある生産と消費、気候変動への具体的な対策、そして陸の豊かさを維持することが掲げられています。今後も商品やサービスの提供を通じて、社会全体の意識向上を図っていくことに期待がかかっているのです。