保育園見学の新時代を切り開く「enスケジューラ」の登場
保育園見学の予約が、これまで以上に簡単かつ効率的に行える新しいシステム、「enスケジューラ」が登場しました。このシステムは、株式会社kids plusと社会福祉法人檸檬会の協力によって開発されたもので、保育現場の事務作業を軽減し、保育士が子どもたちに向き合う時間を増やすことを目的としています。
enスケジューラの開発背景
さまざまな施設での見学や相談窓口の予約がある中で、保護者にとっても施設側にとっても、予約の手続きは時間がかかり負担になりがちでした。そこで、見学予約を自動化し、簡略化するツールの必要性が高まり、enスケジューラの開発が実現したのです。すでに檸檬会が運営する複数の保育園で導入が始まっており、その効果が期待されています。
enスケジューラの主な機能
このシステムは、複数の便利な機能を提供しています。まずは、
予約スケジュールの管理。予約枠を設定すると、その枠に応じて自動的に予約が受け付けられ、スケジュール調整の手間が省けます。また、予約の変更やキャンセルも申込者自身によって簡単に行えるため、さらに効率的です。
次に、
Googleカレンダーとの連携機能があります。自分のカレンダーに予定を入れることで、予約枠が自動的に削除されます。これにより、保護者は園の予定と自分の見学スケジュールを一元的に管理できるようになります。加えて、Microsoft365のOutlookとの連携も予定されており、さらなる利便性が期待されています。
自園のホームページに直接、予約フォームを埋め込むことも可能です。生成されるHTMLコードを自社サイトに埋め込むことで、予約が容易になり、保護者にとっても利用しやすい環境が整います。
導入効果と今後の展望
先行してアルバイト先の9施設では既に運用を開始しており、調査の結果、メールでの問い合わせや返信作業はほぼ無くなり、電話での申し込みも大幅に削減されたとのことです。これは、電話対応にかかっていた多くの時間を省略し、職員が子どもともっと向き合う時間を創出する効果を示しています。
保育博2024での体験
さらに、2024年11月21日、22日には、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催される「保育博2024」にも出展し、実際にenスケジューラを体験することができます。この機会に、保育現場のデジタル化の一端に触れてみてはいかがでしょうか。
子どもたちの未来を支えるテクノロジー
株式会社kids plusは「テクノロジーの力を活用して保育現場を支える」という理念の下、日々業務支援システムの開発に取り組んでいます。これからも社会福祉法人檸檬会と共に、さまざまな問題解決に取り組んでいく姿勢を続けていくことでしょう。
詳細情報やお問い合わせは、以下のURLを訪れてみてください。
enスケジューラ
こちらの革新的なサービスにより、保育現場に新たな風が吹き込まれることを期待しています。