愛媛の老舗和菓子店がグローバル展開へ挑戦
愛媛県西予市に本社を構える株式会社山田屋が、新たに海外市場への進出を目指してプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、地方特化型複業プロ人材マッチングサービス「チイキズカン」を通じて、和菓子を通じて日本文化を世界に届ける人材を募集しています。
150年の伝統を受け継ぐ和菓子店
山田屋は創業から150年以上の歴史を持つ老舗で、1867年に誕生しました。当社の初代当主、山田屋は「本当に美味しいものは、飾らず、簡素で、真っ直ぐであるべきだ」という信念のもと、素材と製法に妥協をせず、まんじゅうというシンプルなお菓子を芸術の域まで高めました。その後も、五代目に伝統が受け継がれ、時代を超えた美意識が今なお息づいています。
海外市場への本格参入
この新プロジェクトに参加する仲間を募集する理由は、2030年に向けた事業成長を実現するためです。現地の市場調査や分析、販路開拓、ブランディングのプロモーション設計、さらには現地における立ち上げまで、幅広い役割を担うことが期待されています。
「ただの輸出ではなく、文化の架け橋を作りたい」との思いを持つ方と一緒に、和菓子を通じて日本文化の深さを世界に届けることを目指しています。
「地方の企業が世界を変える」
このプロジェクトを支援する株式会社XLOCALは、「地方の企業が世界を変える」というミッションのもと、地方企業の挑戦を応援しています。都市部の経営者や専門家と地方の企業が協働し、新たな価値を創造することが求められています。山田屋の挑戦は、日本の地方企業にとって新たな希望となる可能性を秘めています。
メッセージ
株式会社山田屋の取締役、高辻考将氏は、「150年以上続く山田屋まんじゅうの味と精神を世界へ。私たちは、ただの“輸出”ではなく、”文化の架け橋