「EO Tokyo INNOVATION PROGRAM」第3回Final Demo Dayが開催され、トラーナが大賞を受賞

EO Tokyo INNOVATION PROGRAM 第3回Final Demo Day

2023年、中小企業の起業家精神を支援する「EO Tokyo INNOVATION PROGRAM」が第3回のFinal Demo Dayを迎え、オンラインで盛大に開催されました。このイベントでは、50社を超える応募の中から選ばれた8社のスタートアップがピッチを行い、それぞれのビジョンや事業の成長過程を発表しました。

その中でも、特に注目されるのが株式会社トラーナです。同社は、0〜6歳の幼児を対象とした知育玩具やおもちゃのサブスクリプションレンタルサービス「トイサブ！」を提供しており、その独自のアプローチが評価され、EOIP大賞に輝きました。

同プログラムは、創業社長たちの持つ貴重な経験をもとにしたイノベーションを促進することを目的としています。2019年にスタートしたこのプログラムでは、選考を通過した企業との共同作業を通じて革新的なアイデアを育てる環境が整えられています。

イノベーションの実現に向けて

EO Tokyo Centralの会長である内藤真一郎氏のもと、このプログラムは過去数回にわたり、スタートアップに新たな成長のチャンスを提供してきました。今年のデモデイでは、ファイナリストとして選出された6社が、自らのビジョンや成果、今後の展望を熱心に語り、観客にインスピレーションを与えました。

トラーナの志田典道氏は「私たちのサービスは、子どもたちの成長を支えるための知育玩具を手軽に楽しんでもらうことに焦点をあてています。今回の受賞を励みに、さらに多くの家庭に楽しさと教育を届けていきたい」と抱負を述べています。

また、EO Tokyoでは、TSUNAGARO賞や観客投票によるオーディエンス賞も発表され、障がい者支援にかかわる一般社団法人障がい者みらい創造センターや機能特化型スマホ「サンブレイズフォン」を開発する株式会社アメグミがそれぞれの部門で受賞しました。