TAIが共同代表制に
2025-01-07 08:21:18

Tokyo Artisan Intelligenceが共同代表制へ移行、AI技術の社会実装加速を目指す

Tokyo Artisan Intelligence、経営体制を強化



神奈川県横浜市に本社を構えるTokyo Artisan Intelligence株式会社(TAI)が、経営体制に関する重要な変更を発表しました。新たに岡安一将氏が代表取締役・最高執行責任者(COO)に就任し、中原啓貴氏がCEO及び最高技術責任者(CTO)を兼務する共同代表制に移行しました。この取り組みは、AI技術の社会実装を加速させるだけでなく、組織の強化を図ることを目的としています。

体制変更の背景


TAIは、事業の拡大を背景に経営体制の強化が急務だったとされています。岡安氏の就任は、各分野における専門性を最大化し、営業や技術の領域でのシナジー効果を生み出すことを期待されています。新COOの岡安氏は、代表としての役割を果たしつつ、事業運営全般を統括します。一方で、中原氏は技術開発をリードし続け、両者の連携がTAIの更なる成長を促すことが期待されています。

経営陣のコメント


岡安新COOは「TAIの強みを生かし、お客様にとって必要な存在であり続けたい」と意気込みを語り、中原氏も彼を迎え入れることに大きな期待を寄せています。「岡安は全国で数少ない高度なエンジニアの一人です。彼の経験と知識がTAIを経営面からも強力にサポートしてくれるでしょう」と中原氏は述べました。

岡安一将氏の経歴


新COOの岡安一将氏は、1998年にNTTデータに入社し、その後も複数の企業での重要なポジションに就いてきました。2022年にはユラスコアのCEOに就任し、その背景にはITコンサルタントやプロジェクトマネージャーとしての豊富な経験があります。特に、技術力と経営の両面で成果を上げてきたスキルはTAIにとって大きな資産といえるでしょう。

TAIの目指す未来


TAIは「世界の社会課題解決型先進エッジAI開発企業になる」というビジョンを掲げています。新たな体制により、AI技術を用いて顧客のニーズに精密に応えると同時に、社会全体に貢献することを目指します。顧客へ向けた価値提供がますます重要視される中で、この経営体制の変更はそのための第一歩となります。

会社概要と提供する技術


2020年3月に設立されたTAIは、エッジAI技術に特化した企業で、ディープラーニングを用いたAIアルゴリズムを端末側で実行する技術を提供しています。顧客のニーズに合わせたカスタマイズを行い、産業機器や医療機器、製造装置、ヘルスケア等広範囲な分野でソリューションを展開しています。

最近のAI技術は進化が著しく、TAIはそれを積極的に取り入れつつ、更なる研究開発を進めていく計画です。特に、東北大学との連携により、優れた人材の育成にも力を入れ、技術を社会に還元する活動を続けていく意向を示しています。

この体制強化は、TAIが今後AI技術を通じて社会にどのような影響を与えていくか、一つの大きな軸となるでしょう。


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会社情報

会社名
Tokyo Artisan Intelligence株式会社
住所
神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-12新横浜スクエアビル14階
電話番号
03-4570-2214

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