オンチェーンプライバシー基盤「KuraPrivacy」初期ローンチパートナープログラム
1. プログラムの概要
株式会社Datachainは、エンタープライズ向けプライバシー基盤「KuraPrivacy」の初期ローンチパートナープログラムを開始しました。このプログラムには、合同会社暗号屋や株式会社Gaiaなど10社が参加し、プライバシー保護機能を備えるWeb3ウォレットやアプリケーションの開発を推進しています。これにより、ステーブルコイン取引におけるプライバシー保護と規制対応の実証を進めることを目的としています。
2. 背景と目的
ステーブルコインは、法人間決済やクロスボーダー送金における新たな金融インフラとして期待されていますが、チェーン上で取引先や金額、保有資産が公開されるという構造が問題視されてきました。このことが、エンタープライズにおける本格的な利用の障壁となっているのです。この問題を解決するため、KuraPrivacyは法人の求める要件を満たしつつ、プライバシーを確保することを目指します。
3. KuraPrivacyの特徴
KuraPrivacyは、高度なプライバシー保護を維持しながら、エンタープライズに必要な運用性も兼ね備えたオンチェーンプライバシー基盤です。テスト環境での動作確認は既に完了しており、今後は実際の業務での利用に応じたウォレットや送金アプリの開発が焦点となります。
4. プログラムの具体的な活動内容
本プログラムでは、以下の2つのプロダクト開発を推進します。
エンタープライズ用のこのウォレットは、プライバシー送金、柔軟な鍵管理、Passkey認証、監査対応など多彩な機能を備えています。
既存のウォレットを利用しながら、プライバシー送金が実現できる新しい送金アプリケーションを開発します。
さらに、決済事業者が自社サービスにプライバシー機能を統合するためのAPIやSDKも公開予定です。
5. パートナー企業の役割
10社の参加企業は、ユースケースの検証やUI/UXに関するフィードバックを行い、共同で情報発信を行う役割を担います。参加企業は引き続き増加中で、関心を持つ企業からの問い合わせも受け付けています。
6. 今後の展望
Datachainとパートナー企業は、プログラムを通じて得た知見を基に商品の開発を加速し、広範な金融機関や事業会社への展開を目指します。プライバシーとコンプライアンスの両立を図りつつ、オンチェーンプライバシーソリューションのスタンダードを確立する取り組みが期待されています。
プログラムへの参加に興味のある企業は、ぜひお問い合わせください。
公式ウェブサイト:
KuraPrivacy