思いやりで支え合う未来へ。地域共助の新しい形
一般社団法人ロングスプーン協会は、千葉県を拠点に地域共助の取り組みを行っており、このたび福島県のNPO法人チームふくしま、沖縄県の一般社団法人タコライスラバーズと共に、「ペイフォワード・恩送りフォーラム」を開催します。本フォーラムは、11月20日にオンラインで行われ、地域を思いやりで支え合う新しい仕組みについて考える機会となります。
フォーラム開催の背景
昨今、国内では子どもの貧困が深刻な問題となっており、多くの家庭が日々の食事に困っていると報告されています。このような状況に対して、ロングスプーン協会は「今日の一食」を支える活動を推進しており、今回は「ペイフォワード」というコンセプトに基づくフォーラムを通じて、新たな地域共助の形を模索します。
フォーラムのテーマと内容
フォーラムでは、次の3つの“恩送り”を通じて、思いやりが循環する地域共助の仕組みについて話し合います。
1.
お互いさまチケット
互助の精神を広げるためのチケット文化を推進し、地域が力を合わせて支え合う仕組み。
2.
フードリボン
飲食店を舞台に、こどもたちが無料で食事を得るための支援方法。
3.
みらいチケット
未来の子供たちへの投資として、飲食店での食事代にプラス料金で未来をつくるチケットの普及。
これらの取り組みを通じて、自分たちの小さな行動がどのように地域に影響を与えるのか、一緒に考えましょう。このフォーラムは、全国の参加者を対象に、思いやりがつながり、実際の行動に移すためのインスピレーションを与える機会です。
フォーラムの詳細
また、フォーラムのプログラムは以下の通りです:
- - 日程:2025年11月20日(木)
- - 時間:19:00〜21:00(18:55開場)
- - 会場:オンライン(Zoom)
- - 定員:90名(先着順)
- - 参加費:無料
プログラムの内訳
本フォーラムは2部構成になっています。
- - 第1部:「ペイフォワードが生み出す新しい未来」
講演者:
- チームふくしま理事長 半田真仁氏
- ロングスプーン協会代表理事 橋本展行氏
- タコライスラバーズ代表理事 山川宗徳氏
トークセッション:
- ロングスプーン協会事務局長 加藤紘章氏
- チームふくしまマネージャー 山田沙也加氏
- タコライスラバーズ事務局長 本仮屋まさみ氏
ファシリテーター:
- チームふくしま理事長 半田真仁氏
参加申し込み
参加をご希望の方は、以下のフォームからお申し込みください。
申し込みフォーム
フードリボンプロジェクトについて
ロングスプーン協会が手掛けるフードリボンプロジェクトでは、飲食店のお客様が子どもの1食分を事前に「リボン」として購入し、そのリボンを用いることでこどもたちに食事を提供する仕組みが構築されています。具体的な流れとしては、リボンの購入(300円/個)、店内への掲示、こどもたちがそのリボンを使ってお店で食事をするというものです。
このプロジェクトは、地域全体で子どもたちを食事面で支えるための取り組みとして注目されています。福祉作業所で作られるリボンは、障害者雇用の促進にも寄与しています。
終わりに
このフォーラムを通じて、「お互いさま」の社会の実現に向けた一歩を共に踏み出しましょう。ほんの小さな思いやりが、未来を変える力になります。この活動に参加することで、地域共助の力を再確認し、実際に行動に移すことができる良い機会です。