新会社設立によりデジタル広告の未来を切り拓くjekiとゴンドラの挑戦
デジタル広告の変革を目指す新会社設立
株式会社ジェイアール東日本企画(jeki)とWebマーケティング大手のゴンドラが共同出資し、新たな広告会社を設立することが発表されました。これにより、両社が持つ資源と知識を活かし、広告業界に新しい価値を提供する取り組みが始まります。
jekiの強みと業界の状況
総合広告代理店として知られるjekiは、JR東日本グループの経営資源を駆使し、国内で第5位の地位を確立しています。特に、交通広告の分野では高い競争力を誇り、Suicaやデジタルサイネージを活用した新しい広告手法を提供しています。これまでの実績をもとに、クライアントのニーズに合わせた多様なプロモーションを展開し、業界内での差別化を図ってきました。
これに対し、ゴンドラはWebマーケティングを専門とし、クライアントのビジネス課題に対して戦略的なソリューションを提案しています。広告手法の設計から運用、効果検証に至るまで、ワンストップでサポートする体制を整えています。特に、デジタル領域でのスキルや知識に優れ、大手金融機関向けのプロジェクトでも成功を収めてきた実績があります。
新会社設立の背景
新たに設立される会社は、jekiとゴンドラが共同で掲げる“インタラクティブ・コミュニケーション”を基盤としています。この会社では、Webメディアの広告を取り扱い、販売・運用する総合的なソリューションを提供。デジタルデータを活用した促進策を進めることで、クライアントに新たな価値を提供することを目指しています。
設立の目的には、意思決定の迅速化やデジタル領域の基盤強化などがあり、両社の強みを活かしつつ、より良いサービスを提供することで新規顧客の獲得や革新的な広告手法の開発を目指しています。
新会社の概要
設立される新会社の名称は「株式会社jekiインタラクティブ・コミュニケーションズ」。所在地は東京都渋谷区恵比寿南で、代表取締役社長には山口勝氏が就任予定です。資本金は1億円で、主要株主には革新的な広告戦略を展開するjekiとゴンドラに加え、株式会社TWENTY FOURや株式会社ビーマップも名を連ねています。
この新会社では、立案から実行、検証まで一貫したプロセスを設け、得られた知見をもとに広告手法の効率化を図ります。また、各事業の特性や強みを活かしながら、顧客満足を追求し続ける姿勢をキープしていくとのことです。
今後の展望
将来的には、共同でITを駆使したプラットフォームサービスも研究し、中長期的な企業の価値最大化を図る予定です。デジタル広告市場は急速に進化しており、その中で両社が新たな挑戦を続ける姿勢は注目に値します。新会社がどのように広告業界を変革していくのか、今後の展開から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社ゴンドラ
- 住所
- 東京都港区赤坂2丁目12番31号 TAKATAビル6 階
- 電話番号
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03-6744-3143