暴力のない未来への第一歩:豊中市のキャンペーン
豊中市では、11月に児童虐待およびドメスティックバイオレンス(DV)の防止に向けた啓発キャンペーンを実施します。今回は「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」と、女性に対する暴力根絶を目的とした「とよなかパープルリボンプロジェクト」の二つの取り組みが同時に行われます。これらのキャンペーンは、互いに関連している児童虐待とDVに対する認識を深め、社会全体での理解促進を目指します。
児童虐待とDVの関連性
一般に、同居する家庭における配偶者への暴力は、児童虐待と密接に関連しています。親がパートナーに対して暴力を振るう際、子どもはその影響を受け、様々な形で心身に負担を抱え込むことになります。この問題を解決するためには、社会全体での理解と啓発活動が欠かせません。
ライトアップイベント
豊中市の文化芸術センター(曽根東町3-7-2)では、両キャンペーンそれぞれのテーマカラーであるオレンジとパープルに合わせたライトアップが行われます。
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日時 : 令和6年(2024年)11月1日(金)~11日(月)、17時30分~22時
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日時 : 令和6年(2024年)11月12日(火)~25日(月)、17時30分~22時
このライトアップを通じて、地域の皆様に児童虐待とDVの問題についての関心を高めてもらうことを期待しています。
講演動画の配信
さらに、11月1日から30日まで、NPO法人えじそんくらぶの代表であり臨床心理士の高山恵子氏による「アンガーマネジメント~幸せになるためのヒント~」という講演動画が配信されます。市内在住・在勤の方々が対象で、基本は市のHPから視聴できます。
パネル展示
また、地元の市役所や庄内コラボセンターでは、DVと児童虐待に関するパネル展も開催されます。パネル展では、児童虐待に関するポスター、DVに関する情報、啓発用のティッシュやパンフレットの配布も行われます。
- 市役所第一庁舎1階:令和6年(2024年)11月12日(火)~15日(金)
- 庄内コラボセンター2階:令和6年(2024年)11月18日(月)~25日(月)
参加型の展示として、特設のツリーへのリボンの飾り付けも行い、市民を巻き込んでの参加型活動も企画されています。
啓発物品の配布
その上、児童虐待防止啓発活動の一環として、市役所でオレンジリボンに関連したメッセージ入りのボールペンが配布されます。これらの品を通じて普及活動も進められる予定です。
詳細な情報については、市の公式ウェブサイトで確認できます。
このキャンペーンを通じて、豊中市が暴力のない未来を目指していることを見逃さないでください。