文京区青少年プラザb-labが開設10周年を迎えます
文京区青少年プラザb-labは、開設から2015年にスタートし、2024年度で10周年を迎えます。この間、多くの中高生が集まり、彼らの居場所としての役割を果たしてきました。その成果を振り返る記念イベントが1月24日に開催されることが、なんとつい最近発表されました。
子どもたちの居場所づくりが重要視される中、
最近では、地域コミュニティの希薄化や不登校・いじめといった社会問題が浮き彫りになっており、こども家庭庁がまとめた「こどもの居場所づくりに関する指針」でも、その重要性が謳われています。特に、内閣府の調査によると、30歳未満の若者のうち7割以上が「家や学校以外で過ごす『居場所』がほしい」と感じており、居場所づくりが急務であるという認識が広がっています。
b-labの歴史と現状
カタリバは2015年から文京区からの委託を受けてb-labを運営しており、年間3万人の中高生が利用しています。この場所は、若者たちが安心して集まり、多様な活動に参加できる環境を提供し続けています。また、利用者の声が地域の政策にも反映されるなど、実践的な試みがなされています。
記念イベントの詳細
b-labの10年の歩みを振り返るこのイベントでは、現在及び過去の利用者が自身の経験を語るセッションがあります。また、基調講演には文教大学の青山鉄兵准教授が登壇し、「こどもの居場所づくり」についての重要なポイントを解説します。この機会に中高生の声に耳を傾けることで、今後の居場所づくりを考えていく貴重な時間を持つことができそうです。
イベントの概要
- - 日時: 2025年1月24日(金)18:00〜20:00(見学会は16:45から)
- - 場所: 文京区青少年プラザ研修室(文京区教育センター内)及びオンライン
- - 内容: 1部はb-labの歩みと利用者の活動発表、2部は基調講演
参加方法
一般向け申込フォームは
こちら。参加希望者は事前の申し込みが必要です。
まとめ
開設から10年間、b-labはただの場所ではなく、中高生たちにとっての居場所、交流の場、成長の場となることを目指してきました。これからの10年も、彼らの未来に寄与できるよう、さらなる飛躍が期待されます。皆さんもこの記念イベントに参加し、仲間たちの声を聴く機会を是非お見逃しなく!