コーマ展開催
2025-04-14 09:18:04

フェルナンド・コーマ展:未開封の美が催す創造の旅

フェルナンド・コーマ展:スペイン発の感性と創造が織りなす『未開封の美』



スペイン・カタルーニャ出身のアーティスト、フェルナンド・コーマが手掛ける『未開封の美』をテーマにした展覧会が、2025年4月17日から20日まで、宗像市の鎮国寺にて開催されます。この展覧会は、スペインの独自の文化と日本の伝統が交わる特別な空間で、観る人それぞれに新たなインスピレーションをもたらします。

展示概要



本展では、コーマの独自の技法がもたらす作品群が紹介されます。手漉き紙とシーリングワックスを駆使したこれらの作品は、立体感と色彩の調和が特徴で、他にはない唯一無二の美しさを誇ります。彫刻的な質感と鮮やかな色彩が生み出す『未開封の美』は、観る者の感性を思わず揺さぶります。

また、本展は「調和」と「創造の旅」というテーマのもと、エル・イエロ島の自然や文化と、日本の伝統が融合する新たなアート体験を提供します。静けさが漂う鎮国寺の風景と相まって、コーマの作品が感動を呼び起こすことは間違いありません。

シーリングワックスとアート



コーマの作品には、約500年前から続く歴史的手法であるシーリングワックスが アートとして取り入れられています。この技法により製作された作品は、1枚1枚が手作業で仕上げられ、世界にひとつしかないアートとなります。シーリングワックスの特有のテクスチャーと色合いは、作品に立体感を与え、観る者をそのアートの中へ引き込みます。

特に、コーマの作品では、宇宙や自然をテーマにした「オーム」シリーズが展示されるほか、日本の仏教でも大切にされる梵字をモチーフにした新作も特別に展覧されます。これにより、観賞者は仏教の精神性とコーマの独自の解釈を同時に体験できます。

梵字アートの新たな試み



本展で特に注目されるのが、「梵字アート」と呼ばれる作品群です。ここでは、不動明王や観音菩薩、大日如来といった仏教の神聖な文字がコーマの特異な技法によって表現されています。これらの梵字が持つ象徴的な意味と、コーマが融合させた色彩・立体感は、観る者に強い印象を与えるでしょう。

とても特別な展示会場



今回の展示会場である「鎮国寺」は、弘法大師・空海が創建したとされる歴史ある寺院で、宗像大社とのつながりも持つ、霊験あらたかな場所です。長年にわたって多くの文化と祈りが重ねられてきたこの地で、コーマの現代アートが展示されることは、実に象徴的な出来事と言えるでしょう。ここでの展示を通じて、伝統と現代、祈りと創造がどのように響き合うのか、ぜひ体感してみてください。

アーティスト:フェルナンド・コーマ



1950年にスペインで生まれたフェルナンド・コーマは、1996年に初めて日本を訪れ、以来福岡を拠点にさまざまな活動を展開してきました。彼のアートには、日本の文化や精神が色濃く反映されており、最近ではエル・イエロ島に移住し、さらなる挑戦を続けています。これまでの経験に基づくコーマの作品は、常に新しい視点を提供し、感情に訴えかけてくるものばかりです。

この異文化の対話を通じて、皆さまに新たな感性と経験を与える特別な展覧会。ぜひお見逃しなく、鎮国寺でフェルナンド・コーマのアートを体験してください。皆様のお越しを心よりお待ちしております。


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会社情報

会社名
株式会社Gatou
住所
福岡県太宰府市都府楼南4-27-13
電話番号
092-986-9750

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