EOS金属3Dプリンター用素材の新しい選択肢
株式会社NTTデータ ザムテクノロジーズは、革新的な金属3Dプリンター用材料として、EOS社製の4種類の新素材を2025年11月6日から販売開始すると発表しました。これらの素材は、航空宇宙、エネルギー、化学など多様な分野での高度なニーズに応えるために最適化されています。これにより、金属積層造形技術の国内での普及と市場拡大にもつながると期待されています。
新材料の特性を探る
1. EOS FeNi36
この素材は、特に熱サイクル時の寸法安定性に優れており、精密な光学機器や測定器に最適です。30〜150℃という幅広い熱範囲での熱膨張係数は2ppm/K未満という驚異的な低さを持ち、金属3DプリンターEOS M 290に対応しています。この性能により、寸法変化を最小限に保ち、安定した造形が可能となります。
2. EOS NickelAlloy C22
高強度・高靭性を兼ね備えたこの材料は、特に過酷な環境下で導入されることを念頭に設計されています。化学工業や食品加工において、高い耐食性を提供し、厳しい条件下での安定したパフォーマンスを確保します。これもまた、EOS M 290向けに対応しており、信頼性ある製品化を実現します。
3. EOS Steel 42CrMo4
自動車業界で広く使われるこのエンジニアリング鋼は、高靭性と高強度を兼ね備えており、重要なギアやシャフトなどの部品に最適です。軽量設計や短開発サイクルを実現し、次世代のモビリティにも幅広く応用されると考えられています。この素材もEOS M 290に対応しています。
4. EOS StainlessSteel 316L-4404
高い延性と耐食性を誇るこのステンレス鋼は、化学処理、食品業界、さらには海洋での使用に適しています。優良なコストパフォーマンスをもたらしつつ、持続可能で効率的な製造を支援します。さらに、EOS M 290を始めとする複数のプリンタータイプに対応し、多様な応用が期待されます。
新材料の販売と展示会について
これら4つの新材料は、2025年11月6日から正式に販売が開始されます。また、2025年11月18日から21日にはドイツ・フランクフルトで開催される国際展示会「Formnext」にて、EOS社が新素材を使用して造形されたジェットエンジンノズルや光学部品を展示する予定です。展示会では、各新素材の詳細な技術説明も行われるので、興味のある方はぜひ訪問を検討してください。
まとめ
新たに追加されるEOS社の金属材料は、各分野のニーズに応えるポテンシャルを秘めており、今後の産業界における革新を促進することでしょう。NTTデータ ザムテクノロジーズはこれらの材料を通じて、AM技術の普及に力を入れていく方針です。興味がある方は公式ウェブサイトを訪れて、さらなる情報を入手してください。