石巻のヒーロー「イシノマキマン」がぬいぐるみになります!
宮城県石巻市を拠点にしている株式会社ビヨンドは、新たなプロジェクトとして「イシノマキマン」の防災ぬいぐるみを発表しました。このユニークな企画は、2025年8月1日に迎えるイシノマキマンの10周年を記念してスタートしたもので、笑顔や勇気を届けることを目指しています。
「イシノマキマン」とは?
「イシノマキマン」は、2015年の誕生以来、石巻市の魅力を広めるために活動してきたご当地ヒーローです。見た目は可愛らしいですが、実は強力なパワーを持ち、正義の味方としての役割を果たしています。震災以降、多くの人々が彼の姿に励まされてきた背景には、感動や連帯感があります。結びつきを感じることで、人々は希望や勇気を持つことができます。「イシノマキマン」を通じて、このメッセージを多くの方に届けたいという思いが込められています。
防災に特化したぬいぐるみの特徴
新しいぬいぐるみには、ただの可愛いグッズではなく、実際に役立つ防災機能が搭載されています。以下はその主な特徴です。
1.
暗闇で光る機能
蓄光加工を施した部分は、停電時にほんのりと光り、特に小さな子どもに安心感を提供します。
2.
防災ホイッスル
ぬいぐるみの頭部には、小型の防災ホイッスルが内蔵されており、緊急時に助けを呼ぶための活用が可能です。
3.
安心メッセージ音声機能
抱きしめると「だいじょうぶ!おちついて!」といった安心メッセージが流れ、心のケアにもなる設計です。
4.
小型ライトの内蔵
停電時に周囲を照らすLEDライトを搭載し、恐怖感を軽減します。
5.
収納スペース
背中に小型の収納スペースが設けられ、保存食や絆創膏を入れることができます。
これらの機能により、単なるキャラクター商品を超えた、実用的で心強い相棒としての役割を果たすことを目指しています。
地元の人々とのつながり
これまでに「イシノマキマン」は数多くのイベントや学校訪問を通じて地域の人々と直接触れ合い、温かい声援を受けてきました。「イシノマキマンのぬいぐるみが欲しい」という声は尾ひれを付けて広がり、その要望が今回のプロジェクトの発端となったのです。地域のヒーローが身近に感じられることで、石巻の魅力を再発信し、さらなる認知度向上を図ります。
最後に
震災から14年経つ現在でも、「イシノマキマン」は困難を乗り越えた石巻市民を象徴しています。今後も「イシノマキマン」を通じて地域の元気を発信し続け、観光や物産の振興を図っていきます。このぬいぐるみが完成することで、全国の皆さんにも「イシノマキマン」を身近に感じられるようになることを期待しています。皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。