令和8年度の「とくしま漁業アカデミー」では、漁業に関する知識や技術を学ぶための新たな研修生を募集しています。このプログラムは徳島県の水産業を支える人材育成を目的にしており、一般コースと専攻コースの2つのコースが用意されています。
募集概要
1.
募集人数: 両コース合わせて7名程度を予定しています。
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一般コース: 漁業の基本的な知識や技術を身につけ、実習を通じて自分に合った就業スタイルを決めたい方に最適です。
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専攻コース: 既に漁業を職業として確定している方に向けられたプログラムです。
2.
募集期間: 令和7年8月1日から令和8年2月27日まで。応募状況によっては隈なく選考が行われ、定員が満たされ次第、募集を終了する可能性があります。
3.
応募資格: 以下の条件を満たすことが求められます。
- 令和8年4月1日現在で満50歳未満であること。
- 徳島県内の市町村に住民登録をしているか、登録をする予定があること。
- 研修終了後、徳島県内で漁業に就業する意志があること。
4.
選考方法: 書類選考と面接が随時実施されます。
5.
費用について: 入学金および研修費は無料ですが、個人の衣服や靴など一部持ち物は自己負担です。詳細は徳島県の公式ホームページをご参照ください。
アカデミーの特徴
「とくしま漁業アカデミー」は平成29年に設立され、公益財団法人徳島県水産振興公害対策基金が運営しています。
研修は、1年間のプログラムで構成され、実際の漁業現場での実習に加え、座学と資格取得の機会も与えられます。
研修内容
1.
研修期間: 令和8年4月から令和9年3月末までの1年間。
2.
研修場所: 漁業生産現場や徳島県水産会館、徳島県農林水産総合技術支援センターの美波庁舎・鳴門庁舎などが利用されます。
3.
座学の内容: 漁業概論、法規、経営、資源増殖、流通・販売、安全操業、漁村生活についての講義を受けることができます。
4.
現場実習: 約160日の現場実習では、海上実習、ロープワーク、六次産業化、機関メンテナンス、漁具の作成・補修などを体験しながら学べます。
5.
資格取得: 一級小型船舶操縦士や第二級海上特殊無線技士などの資格も取得することができます。
これからの漁業を支える担い手を育てる「とくしま漁業アカデミー」。漁業に興味がある方、職業として考えている方は、この機会にぜひご応募ください!