三菱電機、2026年度新製品エアコンを発表
2026年5月、三菱電機株式会社は、店舗および事務所向けの新型パッケージエアコン「スリムZRシリーズ」「スリムERシリーズ」「ズバ暖スリムDHシリーズ」「ズバ暖スリムHシリーズ」を順次発売することを発表しました。
省エネ性能を大幅に向上
新製品は、省エネ性を高めるために独自技術を採用しています。特に、圧縮機制御に適応磁束オブザーバを用いることで、通年エネルギー消費効率(APF)を業界トップクラスの7.0に向上させました。既存のモデルと比べ、年間の消費電力を1.4%削減できる見込みです。
効率化と省力化の実現
新型エアコンの特長の一つは、保守管理業務の効率化です。「MELく~るLINK Lite」を使用すれば、遠隔での異常通知や冷媒漏えい診断が手軽に行えます。設置も簡単で、別売の通信機器をコンセントに接続するだけで、従来の専門工事が不要になるため、導入コストを抑えることができます。
耐震性能の向上
さらに、取り付けの際の施工性の向上も重要なポイントです。新たに追加された耐震キットは、震度7相当の耐震性能を実現しており、施工にかかる時間も半分以下に短縮されます。これにより、施工現場の省力化も実現されます。
施工の簡易化
新製品の設計も工夫が施されています。例えば、エアコンの室外ユニットには新しい配管カバーの構造を採用。これにより、面倒な取り付け作業が減り、隙間時間を有効に活用できます。また、室内ユニットの固定ネジも六角ネジを使用しているため、万が一ネジが潰れてもスパナで簡単に取り扱えるようになりました。
業務効率の向上
新たに搭載した吹出空気温度推定機能も見逃せません。この機能により、施工や点検業務の効率化が期待でき、手動での測定作業が不要となるため、作業時間の削減が可能になります。
まとめ
このように、三菱電機の新型パッケージエアコンは、省エネ性と施工性を大幅に向上させることで、社会が抱える人手不足やCO2排出量の削減に貢献することを目指しています。これらの新製品は、エネルギー効率の悪化が問題視される中、持続可能な社会の構築にも一役買うことでしょう。