上島珈琲店が新たな時代を切り開くブランドアップデートを発表

上島珈琲店の新たな挑戦: ブランドアップデートと新メニュー誕生

UCCグループが展開する上島珈琲店が、そのブランドを刷新する大きな決断を発表しました。新たなテーマとして「進化」を掲げ、これまでの価値観を再定義するこの試みは、現代の消費者に響く内容となっています。これに伴い、上島珈琲店は新しいロゴやステートメント、コンセプトを導入し、ブランドの魅力を高めることを目指します。

ブランドアップデートの背景

2003年に東京・神田神保町で初店舗をオープンし、長年にわたって日本の喫茶文化を支えてきた上島珈琲店。しかし、情報過多の時代において、自分らしさを見失うことが増えた現代社会において、上島珈琲店はその存在意義を改めて問い直しました。新たに策定されたステートメント「STAY TRUE.」は、コーヒーを通じて「自分らしさ」の大切さを伝え、消費者に共感を呼びかけています。

新しい価値観「EVERYDAY RETREAT」

上島珈琲店が提案する新しいコンセプト「EVERYDAY RETREAT」は、毎日の暮らしの中で心の休息を提供することを目指しています。コーヒーを通じて、忙しい日常の中に自分らしさを取り戻す瞬間を演出するこのアイデアは、現代の喫茶店が担う重要な役割を示しています。

ブランドロゴとカラー

新たにデザインされたロゴは、ミニマルなデザインが特徴で、日本の伝統色を意識した「UESHIMA BLACK」と「UESHIMA RED」を基調としています。これにより、シンプルでありながらも力強い日本らしさを表現しており、見る人々に新鮮な印象を与えています。

ビジョン「JAPAN COFFEE FOR ALL」

上島珈琲店の新しいビジョンは「JAPAN COFFEE FOR ALL」と謳われています。このフレーズには、日本の喫茶文化を未来へと繋げていきたいという思いが込められています。これにより、単にコーヒーを提供するだけでなく、その背後にある文化や理念を広めていく姿勢が強調されています。

限定メニュー『JAPAN』の登場

そして10月9日から、上島珈琲店青山店にて新たに販売される『JAPAN』は、特許技術である「ダブルネルドリップコーヒー」と、南部鉄器で沸かした白湯を融合させた全く新しいコーヒーのスタイルです。これにより、コクがありながらも優しい口当たりを楽しめる一杯が誕生しました。この独自のスタイルは、他店舗では真似できない、上島珈琲店ならではの魅力です。