ジュヴェ・カンプスの新展開
2024-09-05 14:58:55

スペインの名門ジュヴェ・カンプスがワイン百科事典を東京で初披露

スペインの名門ジュヴェ・カンプスがワイン百科事典を東京で初披露



スペインのプレミアム・スパークリングワインブランド「ジュヴェ・カンプス」が、エル・ブリ財団のフェラン・アドリアを迎え、ワイン百科事典「ワイン・サピエンス」の英語版第Ⅲ巻およびⅣ巻の世界初公開イベントを開催しました。このイベントは、日本のシェフやソムリエ、プレス関係者を招待し、4日間にわたって行われました。

エル・ブリ財団とのコラボレーション



ジュヴェ・カンプスは、エル・ブリ財団が進める「ワイン・サピエンス」プロジェクトの出版を支援しています。この百科事典は、長年にわたる研究と開発の成果であり、ワイン業界における知識の源として期待されています。今回の英語版出版の目的は、世界中のソムリエやワイン愛好者に向けて、より良い情報を提供することです。

イベントのハイライト



会場では、ジュヴェ・カンプスが誇るワインのテイスティングが行われ、1976年に登場したブリュット・ナチュール「レゼルヴァ・デ・ラ・ファミリア・グラン・レゼルヴァ」を始め、2010年や古いヴィンテージのワインなど、合計10種類が披露されました。これにより、参加者はジュヴェ・カンプスの魅力を直接体感することができました。

注目のワイン・サピエンスの内容



「ワイン・サピエンス」の第Ⅲ巻と第Ⅳ巻は、特に注目されています。第Ⅲ巻「Wines. From market to wine list」では、ワインが市場からレストランメニューに登場する過程が詳しく解説されており、ソムリエが重要視する商品の品質についても深堀りしています。

一方、第Ⅳ巻「Wines. Sommellerie: wine in the fine-dining restaurant」では、ソムリエの役割が芸術、科学、ビジネスの観点から再評価されています。ここでは、ソムリエが持つ多様な役割や、ビジネスの観点からのアプローチが紹介されています。

ジュヴェ・カンプスの理念



ジュヴェ・カンプス社の4代目CEO、メリチェル・ジュヴェは「スパークリングワインの生産において、卓越性や革新性を追求し続けている」と語り、エル・ブリ財団との共同作業が、ワインの知識を広めることにどれほど寄与しているかを強調しました。彼女は、今後も「ワイン・サピエンス・プロジェクト」の支援を続ける意向を示しています。

エル・ブリ財団の創設者であるフェラン・アドリアも、ジュヴェ・カンプスとの提携の意義を語り、「高品質のワイン知識を世界に届けるための重要な一歩」と位置づけています。

ジュヴェ・カンプスとエル・ブリ財団の未来



ジュヴェ・カンプスは、1796年からスペインのペネデス地方でブドウ栽培を行い、1921年からスパークリングワインの生産を始めました。100%オーガニックのスパークリングワインを追求する同社は、環境への配慮や生物多様性の保護にも力を入れています。

エル・ブリ財団は、ガストロノミーの質を高めるために設立され、教育や自己学習のツールの提供を目指しています。彼らの取り組みは、未来のプロフェッショナルたちにとっての重要なリソースとなるでしょう。

今後のワイン業界における「ワイン・サピエンス」の影響に、ますます注目が集まります。


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会社情報

会社名
Juvé & Camps
住所
Spain, BarcelonaSant Venat, 1 08770 Sant Sadurní d’Anoia
電話番号

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