衛星データ活用技術者養成講座「Tellus Satellite Boot Camp」の開催
日々進化するデータ解析技術。その中でも、衛星データは新たな価値を提供する重要なリソースと注目されています。この度、さくらインターネットとSIGNATE、リモート・センシング技術センターが協力し、衛星データを利活用するための技術者養成講座「Tellus Satellite Boot Camp」を開催することが決定しました。
講座の特徴
「Tellus Satellite Boot Camp」では、動画教材を使った事前学習を約4時間行った後、2日間にわたって直接対面でのトレーニングが行われます。参加者は、衛星データやプログラミングの基本知識に加え、「Tellus」というプラットフォームを用いたデータ解析手順や実践的な分析演習を学ぶことができます。
開催スケジュール
- - 東京会場:大手町のfabbit内で、2019年10月26日(土)から27日(日)に実施
- - 大阪会場:さくらインターネット本社にて、2019年11月16日(土)から17日(日)開催
両会場とも、参加費用は無料ですが、先着順または抽選による定員制となります。
講座の内容
講座は以下の内容で構成されています。
動画教材による事前学習(4時間)
- - データサイエンス/AIの基礎
- - データサイエンス中級講座
トレーニング(2日間)
- - 衛星データの基本知識
- - Jupyter Notebookを利用した衛星データ画像解析演習
- - 衛星データと機械学習の概論
- - 機械学習における物体検出技術
- - 物体検出演習
- - 専門家によるTellusに関する相談会
この研修では、実際にTellusを利用しながら、衛星データの解析に関する学びを深めます。
eラーニング「Tellus Trainer」も同時提供
参加できない方のために、同講座の内容をオンラインで学習できるeラーニング「Tellus Trainer」も提供されます。こちらも無料で受講可能ですが、利用期限が設けられているため、早めの申し込みが望まれます。
期待される成果
このプログラムを通じ、衛星データを効果的に利用できる技術者の育成を目指します。また、衛星データ解析技術の普及を促進し、日本の経済力をさらに強化することを目的としています。衛星データが持つ可能性を最大限に引き出すことによって、新たなビジネスチャンスと価値創造が期待されます。
将来の展望
「Tellus」は、さくらインターネットが開発した衛星データプラットフォームで、政府衛星データのオープン化に寄与。データ解析を通じて様々な分野での応用を促進し、未来の社会に貢献することを目指しています。そのために必要な技術者を、今回の講座を通じて育成し、地域経済の発展にも貢献していきます。
より詳しい情報や申し込みについては、公式ウェブサイトをご覧ください。