ウイングアーク1stがOutSystemsと連携
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、ウイングアーク1st株式会社は新たな連携を発表しました。主なパートナーとして、ローコード開発基盤「OutSystems」を提供する株式会社BlueMemeとのコラボレーションです。これにより、帳票基盤ソリューション「SVF」と電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」が統合され、企業の業務効率化が期待されています。
企業の「2027年の壁」問題
多くの企業が抱える「2027年の壁」問題は、既存の基幹システムの保守サポートが終了することで生じるリプレースの必要性です。追加機能開発や運用コストの増加が見込まれ、開発が属人化することでさらなる運用リスクが高まります。こうした課題に対処するため、ウイングアーク1stはOutSystemsの導入を提案しています。
OutSystemsの特徴とメリット
OutSystemsは、アプリケーションの設計から運用までを効率管理できるローコードアプリケーションプラットフォームです。プログラミングの経験がない社員でも短期間でスキルを習得でき、基本的なサポートを超えたシステム開発を内製化することが可能です。このため、企業はIT人材不足に起因する課題を解決し、業務負荷を軽減することが期待できます。また、セキュリティ要件も高いため、従業員の安全に配慮した運用が実現します。
新たな連携による利便性の向上
新たに連携されたSVFとinvoiceAgentを活用することで、ユーザーはBlueMemeが提供するアダプターを使用して、OutSystemsの最新バージョンとの接続を簡単に行うことができます。これにより、SAPや他のホストシステムと連携しながら、基幹システムのリプレースや追加機能の開発を迅速に実施できるようになります。更に、業務システム毎に異なる帳票の運用コストを削減することで、IT部門にかかる業務負荷も軽減されるでしょう。
今後の展望とセミナー情報
ウイングアーク1stは今後も、さまざまな外部システムとのデータ連携を通じて、企業にとって不可欠な帳票運用の統合基盤を提供し続ける方針です。
同社は、今回の連携に関するセミナーを開催予定で、詳細やユースケースを紹介する絶好の機会です。セミナーの日時は2025年2月26日(水)14時からで、オンライン開催となります。興味のある方は、詳細情報を以下のリンクから確認できます:
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公式情報の発信
ウイングアーク1stは、FacebookやX(旧Twitter)、noteなどで最新のユーザー事例や製品情報を発信しています。これらのプラットフォームを活用し、業界の最新動向を把握することが可能です。
お問い合わせ先
製品やサービスに関する詳細な問い合わせは、下記のリンクからお願い致します。
所在地:東京都港区六本木三丁目2番1号六本木グランドタワー
電話番号:03-5962-7300
この連携は、デジタル時代における企業の競争力を高める一助となるでしょう。今後も注目が必要です。