株式会社Tellus、新CFOに原田一進氏を迎え
2025年6月17日、衛星データプラットフォーム運営の株式会社Tellusは、新たな取締役CFOに原田一進氏が就任したことを発表しました。この新任は、同社が追求する「宇宙産業を次の日本の基幹産業へ」というミッションの実現を目指す重要なステップとなります。
就任の背景と目的
Tellusが運営する衛星データプラットフォーム「Tellus」は、官民問わず多くのユーザーに利用され、急速に成長を遂げてきました。この成長に伴い、事業のさらなる拡大やIPOへの準備が求められており、原田氏のように豊富な経営管理経験を有する方の招聘が不可欠となりました。原田氏の就任は、ファイナンス、法務、内部統制といった企業のコーポレート機能を強化し、持続可能な経営基盤を築くための大きな一歩です。
原田一進氏の経歴
原田氏は、監査法人でのキャリアを経て、多様な業種でCFOとしての経験を積んできました。小売業、バイオ、エンタメなど4社のIPOを実現し、プライム市場上場企業の副社長としての経験も有しています。彼は戦略、財務、組織の観点から企業成長に貢献してきた実績を持ち、Tellusにおいても資本政策や上場準備のリード役として新しい成長ステージへ押し上げます。
原田氏のコメント
就任にあたり、原田氏は「これまでの経験を最大限に活かし、Tellusのビジョンである宇宙産業の基幹産業化に貢献します。衛星データという成長分野で、Tellusはユニークな立ち位置を確立しつつあります。信頼関係を築きながら、健全で力強い経営基盤を構築していく所存です」と述べています。この言葉からも、彼の責任感と未来に対する期待感が伝わってきます。
株式会社Tellusとは
株式会社Tellusは2021年に創業し、宇宙産業を支える技術を提供する企業として位置付けられています。主力サービスの衛星データプラットフォーム「Tellus」は、44種類の衛星データと4種類の地上データを扱い、日本最大級のスケールを誇ります。API形式で即座にデータを活用できる利便性から、多くの利用者が登録しており、成長を続けています。
今後も同社は、ITやAIを活用した衛星データの環境を提供し、国内外での展開を進めることで、新たなビジネスを生み出すことを目指しています。原田氏の就任は、その活動にとって新たな転機となることでしょう。
経営体制
新たに加わった原田氏の参画により、Tellusの経営体制は更に強化されます。代表取締役社長の山﨑秀人氏をはじめ、牟田梓COOや他の取締役と共に、企業の発展を一層推進していく姿が期待されます。
今後のTellusの動きから目が離せません。