竹虎による130周年記念の竹製地方車がよさこい祭りで初披露！

竹虎（株式会社山岸竹材店）は、創業130周年を迎え、この節目の年に地域の特産品である虎斑竹を活用した「よさこい祭りの地方車」を発表します。この地方車は、2024年8月10日と11日に開催される第71回よさこい祭りで初めてお披露目される予定です。

高知県須崎市に本社を置く竹虎は、明治27年に設立されて以来、竹材や竹製品の製造・卸業を手がけてきました。特に、虎斑竹は地域特産であり、その魅力を最大限に引き出した製品づくりが行われています。このプロジェクトでは、竹虎の職人たちが力を合わせ、地方車の制作に取り組みました。竹には厄除けや魔除けの意味合いもあり、地域の人々の明るい未来と祭りの成功を願い、真心を込めて作り上げています。

今年のよさこい祭りは、コロナ禍を経ての初めての本格的な開催となり、多くの観客が期待を寄せています。特に須崎市のよさこいチーム「すさき～真実（まっこと）～」は、昨年の倍近い100名での踊り子参加が決まり、盛り上がりを見せています。このチームは2013年に結成され、地域の活性化を目指して活動しています。

よさこい祭りは、毎年8月9日から12日にかけて高知市内で行われ、約200チームが参加し、18,000人の踊り子たちが鳴子を鳴らしながらパフォーマンスを展開します。この祭りの始まりは昭和29年にまで遡り、商店街の振興と市民の健康を願って始まりました。「よさこい祭り」は、土佐のカーニバルとして多くの人々に愛されています。

竹虎の地方車には、六ツ目編みの竹で飾り付けが施され、見た目の美しさだけでなく、竹のもたらす癒しや楽しさも大切にされています。竹は、昔から人々を楽しませる力がある素材であり、祭りの雰囲気に一層の色どりを添えています。

また、竹虎は過去にも数々の挑戦を成功させており、2013年のテレビ番組『ザ！鉄腕！DASH！！』の企画では、全国の竹屋が不可能だとしたプロジェクトに挑戦し、その成果を上げた実績があります。竹虎の職人たちは、地域の文化や伝統を守りながら、新たな試みにも積極的に取り組んでいます。

8月10日と11日、ぜひとも高知県で開催されるよさこい祭りに足を運んでみてください。竹虎が自らの130年にわたる歴史の中から生まれたこの地方車を通じて、竹の魅力や地域の温かさを感じ、その場を一緒に楽しんでいただければと思います。竹虎は今後も皆様のご支援を求めて前進し続けます。