ピーター・ドイグ展開催
2019-12-03 15:30:44
東京国立近代美術館でのピーター・ドイグ展が開催決定!作品の魅力を探る
ピーター・ドイグ展が東京国立近代美術館に登場
2020年2月26日から6月14日まで、東京国立近代美術館で行われる『ピーター・ドイグ展』が大きな注目を集めています。この展覧会は、現代アートの先駆者として知られるピーター・ドイグの日本初の個展となり、約70点の作品が展示される予定です。
展覧会の内容
ドイグの作品は、彼の独特な視点を通して生まれた風景や場面を描写しています。彼は初期の作品から最新作までを幅広く紹介し、近代絵画の巨匠であるゴッホやゴーギャンの影響を受けつつ、自身の経験や感情を作品に表現しています。特に、映画『東京物語』やホラー映画『13日の金曜日』からインスパイアを受けた要素が見られるのも特徴です。
また、ドイグが日本初公開する直筆ポスター『スタジオフィルムクラブ』の作品も展示され、彼が選んだ映画の魅力的なイメージを堪能できます。加えて、3月1日にはドイグ本人によるトークイベントが開催され、観客はアーティストの生の言葉に触れる貴重な機会となるでしょう。
チケット情報
魅力あふれる展覧会に参加するためのチケット情報も気になるところです。早割チケットは12月3日に販売開始され、1,000円というリーズナブルな価格で購入できます。音声ガイド付きの特別チケットも用意されており、観覧をさらに充実させる内容となっています。前売券は12月21日から購入可能で、詳細な情報は公式ウェブサイトで確認できます。
ドイグのスタイルとテーマ
ピーター・ドイグの作品は、一見幻想的でありながら、その背後には多くの文化的背景や個人的な経験が織り交ぜられています。彼は特に、カナダやトリニダード・トバゴの風景からインスピレーションを受けており、作品の随所にこれらの要素が表れています。ドイグの処理方法は非常に巧みで、油絵具の厚塗りから透け感のある薄塗りへと、進化を遂げています。彼の作品には、時折カヌーが描かれ、想像の旅へと私たちを誘います。
作品の中には特にインパクトのある大型作品も多く、幅3メートルを超える作品が展示される予定です。大きな作品はそのスケール感が体感できるものであり、実際に美術館でその迫力を体感しなければわからない感覚です。
展覧会の背景
ピーター・ドイグは、1959年にスコットランドで誕生し、カリブ海の島国で育ちました。1994年には名高いターナー賞にノミネートされ、その後も数多くの国際的な美術館で個展を開いてきました。彼の作品は、しばしば現代アートの「画家の中の画家」と称されるほど、他のアーティストに多大な影響を与えています。
展覧会は全3章で構成され、ドイグの初期から最新まで余すことなく展示されるため、観客は彼のアートの変遷を辿ることができます。美術の愛好者は、この貴重な機会にぜひ足を運んでみてください。アートに対する新たな視点を得ることで、心に深い感銘を受けることでしょう。
会社情報
- 会社名
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ピーター・ドイグ展広報事務局
- 住所
- 東京都港区南青山6丁目12−10 ユニティ501号室
- 電話番号
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03-6450-5457